もはや「モンスター嫌煙者」? タバコいじめに悩む人たち...喫煙席でも「吸うな!許せん!」
2015.11.20 17:00
子どものために気を遣うのはわかるが
もちろん、嫌煙者にも理屈はある。特に、健康のことを持ち出されると、喫煙者の側にはぐうの音も出ない。とりわけ「子どもへの影響」については、最大限の配慮が必要になる。
もっとも、中には戸惑う体験をした人も――。
「親戚に娘さんが生まれました。生後3カ月のころ、家族と一緒に出産祝いを持って遊びに行ったのですが......」
というのは、秋田県のEさん(20代女性・会社員)。もちろん親戚宅ではタバコを控えていたのだが、いざ赤ちゃんとご対面――の直前、親戚から、
「タバコの臭いがする。服を着替えてほしい」
もちろん、着替えなど持っているわけがない。すると、「じゃあ赤ちゃんは見せられない」。結局Eさんははるばる出かけながら、赤ちゃんの顔を見ずに帰ったのだとか。