「虫に刺されたから、見て...」と児童に下半身を見せつけた男【事案ウォッチ】

全国各地の「防犯メール」の中から、気になった事案を紹介する本連載。今回は、東京都の「府中市安全安心メール」へ寄せられた不審者事案を取り上げたい。

本当に悪いのはどこ？画像はイメージです（G Lauryさん撮影、flickrより）

「虫に刺されたから...」

2015年10月29日、17時ごろ。本宿町4丁目において、不審者事案が発生した。

児童が公園内で遊んでいると、自転車に乗った男が近づいてきた。男は児童に対して「虫に刺されたから見て」と声をかけて下半身を露出してきた。男は年齢が50歳くらいで、黒いトレーナー風の上着にグレーのズボンを履いていたという。

声をかけられた児童はすぐに逃げたため、実害が無かったのが不幸中の幸いである。しかし、「虫に刺された...」とは。あまり想像したくはないが、おそらく「腫れちゃって...」とでも続けるつもりだったのだろう。悪いのは下半身ではなく頭だったわけだ。

ただただ、苦笑しか出てこない事案である。

事案ウォッチ

全国の事案情報を紐解き、ときに想像を膨らませながらご紹介。
本連載でお届けする内容が、少しでも身近な犯罪の抑止につながれば幸いだ。