歌舞伎町で最古のストリップ劇場「TSミュージック」が閉館するかもしれない
音楽に合わせて女性ダンサーが徐々に服を脱ぐ「ストリップ」は、現在の日本では性風俗に分類される。経営環境は年々厳しくなる一方で、ピーク時と比べて4分の1程度に減った。営業中の劇場は全国に約25カ所しかない。
都内には浅草、上野、池袋、渋谷に各1館、新宿に3館が残っている。このうち新宿区役所の裏手に立地する「TSミュージック」は、約38年の歴史をもつ歌舞伎町の最古参だ。席数は40あり、営業時間は朝の10時頃から24時まで。一日平均で約100人が観賞のため来場する。入替制をとっておらず、長時間滞在する客もいる。
この劇場がいま、ビルのオーナーから立ち退きを求められている。

どうしてこのような事態になったのか――。Jタウンネットは劇場のジェネラルマネジャー・岡野健太郎さんに経緯を尋ねた。