「おんせん県おおいた」の新作CMがまた攻めてる! シンクロならぬ「シンフロ」に本気挑戦
「おんせん県おおいた」と聞いて、いったい何を思い浮かべるだろうか。別府や湯布院など有名な温泉地を抱える大分県は、「おんせん県おおいた」というキャッチフレーズを掲げ、ユニークなCMを制作し、話題となっていた(参照:世界の「おんせん県」大分が、やっぱり完全に開き直ってる)。
ところが、その大分県がさらにパワフルな動画を制作し、注目を集めている。2015年10月6日、ツイッターには次のようなつぶやきも投稿された。
温泉シンクロ、名づけて「シンフロ」in 大分県。
あくまでも攻めの姿勢を忘れない動画が面白い(^^)
http://t.co/x6zJyVRVsY
— Emilie (@emily0510) 2015, 10月 5
ちょっと頭まで茹だってるw やるな、大分県>温泉でシンクロ
おんせん県おおいた 新フロジェクト「シンフロ」 http://t.co/NgWtryr5Jf
— 米洗ミノル (@riceshower_306) 2015, 10月 6
「あくまでも攻めの姿勢を忘れない動画が面白い」「ちょっと頭まで茹ってるw やるな、大分県」というコメントが添えられている。いったい、これは何?
プロのシンクロチームが県内11カ所の温泉で......
この動画は、大分県が制作した「おんせん県おおいた」のTVCMの第3弾。シンクロナイズドスイミングと同県内にあるバラエティ豊かな温泉をかけあわせた「シンフロ」と題した動画である。
出演するのは、オリンピックメダリスト・藤井来夏氏が主宰するプロのシンクロナイズドスイミングチームのメンバーで、県内11カ所の温泉で撮影された。関西地域でTVCMとして放送が始めたまったが、フルバージョン2分33分の動画が同県特設ウェブサイトで見ることができる。またYouTubeでも閲覧できる。
【おんせ県ん】「シンフロ」篇 フルバージョン SHINFURO Full Version
振付を担当したのは「振付稼業air:man」。世界三大広告賞など海外の賞を数多く受賞した実力派だ。とり天、かぼす、豊後牛など、大分の特産品をモチーフとした振付が盛り込まれたという。
BGMは、大分県出身の作曲家・瀧廉太郎氏の名曲「花」をアレンジしたものだが、県内18市町村で録音した「大分県の音」をつなぎ合わせて制作された。大分唐揚げを揚げている音から、豊後牛の鳴き声、宇佐神宮を参拝する音など、懐かしい音がぎっしり詰まっている。
静かで妥協知らずのギャグ
動画の完成度の高さに感激した人々から、下のような声が寄せられている。
大分県...シンフロ????
なんかスゴい?
https://t.co/kgYwRRN0TG
— 陸 (@riku_san38) 2015, 10月 7
大分県のPR動画『シンフロ』、滝廉太郎「花」の〈♪春のうららの隅田川〉の〈わ〉の部分でJRワンマン車両の「整理券...」が聴こえるのが良い
— 飴 (@yokunemuri) 2015, 10月 7
おんせん県がご乱心?温泉とシンクロがコラボしたPR動画「シンフロ」がスゴイ http://t.co/ULdPm1XJp8
私が見た限りでは、大分県のギャグは、静かで妥協知らず。
— すなめり6号 (@sunameri6go) 2015, 10月 7
大分県のシンフロ動画、踊りよりも音楽のアレンジが気になってしまって
— 藻塩 (@schaffen_1413) 2015, 10月 7
シンフロとは上手い(笑)→大分県の温泉アピールにのぼせた!! http://t.co/9d3spaaXgL @a_mpjpさんから
— 森本裕也 (@dearwalker_yuya) 2015, 10月 12
とにかく「スゴい」と言う人、音楽のアレンジや細かい音が気になる人、「のぼせた!」と絶句する人まで、賞賛の声殺到、である。