「容疑者は吉祥寺在住の42歳自称ミュージシャンで...」→「1万人くらいいない?そういう人」
吉祥寺在住42歳自称ミュージシャンって中央線が産み出した業の塊みたいだ
— ピナ三とはピナレロFP3のことでした。 (@pinazou) 2015, 9月 16
都内のJR施設で不審火が相次いだ事件で、威力業務妨害の疑いで逮捕された自称ミュージシャンの男性(42)が、「吉祥寺」在住だと分かると、ネットには上のような書き込みが相次いだ。
「まさに中央線沿線の雰囲気を濃縮したような...」
ヒッピータウンとも称された高円寺、サブカルの聖地として知られる中野。それらの街に代表されるように、中央線沿線にはどこか一種独特なイメージが漂う。そういった印象を端にしてか、同沿線といえばアート・クリエイター系の人種ばかりが集う場所だと考える人は多い。実際に「中央線文化」という言葉まで存在するほどだ。
今回逮捕された容疑者の「自称ミュージシャン」という肩書や、肩まで伸ばした長髪といった風貌が、いかにもそうしたステロタイプにしっくりくるものだったために、これをネタにした投稿が相次ぐこととなった。
「一瞬、自分のことかと思った」
自称ミュージシャンって中央線沿線だけで10000人ぐらいはいそう(偏見)
— 江戸西(年貢に一俵) (@edonowest) 2015, 9月 16
吉祥寺の自称ミュージシャンなんて5000人いるイメージ
— だるまちゃんと黒猫ちゃん (@hwcoco) 2015, 9月 15
長く中央線沿線に住んでいた頃、自称ミュージシャン42歳みたいな人はよく見かける人種だったのが、TQ沿線に引っ越したら全然いないのよそういう人。それが結構衝撃だった。
— ゆきのこ@home (@yuki_noko) 2015, 9月 15
JR放火事件。吉祥寺在住・自称ミュージシャンの42歳男を逮捕。この層はごちゃまんと居るぞ。しかし吉祥寺在住で一瞬ドキッとした自分。ご近所の可能性でビビったのではなく、自分!!!???と。この後ろめたさが何処からやってくるのかもはや自分でも判らん。
— ダイナ・ヒグ (@dina_Hig) 2015, 9月 15
その多くは、上記のような具合に、「42歳、自称ミュージシャン、吉祥寺在住」という属性の人間は、山ほどいるのでは――というつぶやきだ。中にはそれどころか、「自分のことかと思った」という人までいる。
魂のうめずかずおの曲で、吉祥寺は「漫画家と不審者ばっかり~♪」って歌詞あったけど、捕まった自称ミュージシャンが吉祥寺在住らしくネタがネタじゃなくなってきた感wwww
— yuka (@mei_yume723) 2015, 9月 16
高円寺とどっちが多そう?
ちなみに同容疑者が住んでいた吉祥寺は、ライブハウス「シルバーエレファント」を中心にプログレの盛んな地としても知られる。私感ではあるが、メタル・ハードコア音楽に傾倒していたと思われる彼にとっては、少々居心地の悪い場所だったのではないだろうか......。
だからというわけではないが、「おしゃれな街」というイメージも強い吉祥寺よりも、中央線の別の駅の方が「ぽい」のでは――という声も上がり始めた。
私は、「高円寺の自称ミュージシャン(42)」と聞いて即座に人としてダメな実在の人物を5人ほどあげることが出来ます。
— ナスカの痴情ェ (@synfunk) 2015, 9月 15
自称ミュージシャンが住むのを許されてるのは高円寺ー西荻窪間のみだから彼は自称ミュージシャンじゃないと思います
— のとりー (@notley3379) 2015, 9月 16
JR放火魔の自称ミュージシャン、見た目的に90年代ソニーテクノとサブカルの洗礼受けてそうだと思ったけど、全く違う畑だった。歌詞的にはむしろ高円寺とかの売れないバンドの典型例。
— 夢を見たの (@2thecoach) 2015, 9月 16
どっちにしろ、偏見以外の何物でもないので、住んでいる方にはいい迷惑だろう。ここまで書いておいてなんだが、吉祥寺、高円寺、そして中央線在住の皆さん、誠に申し訳ありません。