「隣の夫婦。仲良いのはわかるけど...声が大きすぎるんだよ!」(京都府・30代女性)
エアコンを付ける代わりに窓を開け放ち、外からの風を楽しむ――秋は、そんな過ごし方をする人も多いはず。
だがその結果、部屋を閉め切っていた夏には気づかなかった、周囲の騒音が気になることも。京都府のHさん(30代女性・主婦)は、お隣の夫婦のうるささに悩んでいたそうだ。
毎晩毎晩、酒盛りで大騒ぎ
かつて賃貸マンションに暮らしていたころは、隣の家の夫婦が毎晩毎晩、大声で酒盛りをするのが、苦痛で苦痛で......。
このお2人、もういいお年だったのですが、非常に仲の良いご夫婦でした。それ自体は結構なのですが、問題はそろってお酒が大好きなことです。
旦那さんはいつも、6時ごろまでには帰ってこられます。間もなく、2人そろって夕食のテーブルに着き、まずは「カンパーイ」。最初はまだ周りに気を遣ってか、比較的静かに飲んでおられるのですが、夜が更けていくにつれ酔いも回っていくのか、その遠慮もどこへやら、まるで学生たちが居酒屋で飲んでる時のような盛り上がり方に......。
何を話してるのか全部丸聞こえ
エアコンを使っている夏や冬はまだ我慢できるのですが、春や秋といった気候の良い季節は、もうたまったものではありません。我が家もお隣も、どちらも網戸だけを閉めて、窓を大きく開いているからです。
そうなると、あえて耳を澄ませなくても、隣の話す内容は完全にダダ漏れ、全部聞こえてしまいます。その内容ですが、
「どこそこに新しいお店ができたから行ってきた」
「今日のお昼は何々を食べた」
とお互いの今日の過ごし方を教え合ったり、あるいは芸能人やスポーツの話題、はたまたテレビに向かってそろってツッコミを入れていたり......。拍子抜けするくらいに他愛のない平和なものばかりだったのが、また余計にイライラを募らせます。
本当は怒鳴り込んでやりたかったけど
こちらはちょうど最初の子どもを産んで間もなく、寝不足になりがちだった時期です。眠ろうと布団に入っても聞こえてくる酒盛りの声は、本当に我慢できないほど腹が立つもので、「怒鳴り込んでやろうか!」と思ったことは一度や二度ではありません。
それでも最後までそれをしなかったのは、こちらも子育て中ということもあり、「気を付けてはいるつもりだけど、知らず知らずにお隣に迷惑をかけていることがあるかも......」と不安だったからです。また何かあったときなど、どんな形でお世話になることがあるかもわかりません。今では引っ越したので悩みは解消しましたが、もしあのままの日々が続いたら、いつまで耐えられただろうか――と思うと、正直ぞっとします。
それにしても、付き合って間もない若いカップルとかならとにかく、熟年の夫婦でよくもまあそんなに話題が続いたものですね......。今となっては、そこがそもそもビックリです。
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