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あなたが出会った面白い「あだ名」は?→「サンコン」「ガリバートンネル」「バードン」

竹内 翔

竹内 翔

2015.09.07 06:00
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あなたに、「あだ名」はあるだろうか。多いのは名前の一部にちなんだものだろうが、特に子どものころなどは、ちょっと変わったあだ名で呼ばれる人も多かった。

Jタウンネット編集部では今回、各地のユーザーから、「子どものころ身近にいた、『印象的なあだ名』の友達」についての証言を集めてみた。

画像はイメージです(klipsch_soundmanさん撮影、Flickrより)
黒板

「オタサーの姫」の走り?

まずは、あだ名の主の気の強さを思わせるものから。埼玉県のAさん(30代女性・主婦)の友人に付けられたのは、「姉さん」という名だった。

「背も高く大人っぽく、同い年とは思えない女の子でした。自然と周りに人が集まり、みんなから姉さんと呼ばれていました」

これに近いタイプが、奈良県のBさん(20代女性・主婦)のクラスにいた「姫」。

「キレイでかわいくて、気の強い人でした。『姫』の名にふさわしく、なぜかいつも男の子を周りに数人従えていて、気に入らないことがあるとその男の子を突き飛ばすという光景も、何度か見ました」

最近では、オタク系のグループで「紅一点」としてちやほやされる女子を「オタサーの姫」と呼ぶことがあるが、言ってみればその走りかも。もっとも、この気の強さはどちらかというと「女王様」という感もあるが......。

るーわんが変わって「るーやん」

ちょっとかわいらしい雰囲気が漂うのが、京都府のCさん(30代女性・主婦)から投稿があった「るーやん」。運動神経抜群な女の子だった彼女にあだ名を付けたのは、そのお母さんだ。

「名前の一部である『る』と、わんぱくの『わん』をくっつけて『るーわん』と呼んでいたのですが、呼びにくかったようで『るーやん』に変化しました。そのあだ名が近所にも浸透し、みんなから『るーやん』と呼ばれていました」

「けんちゃん」と呼ばれていたのは、神奈川県のDさん(40代女性・無職)のお友達。一見男の子のような呼び名だが、当人はれっきとした女の子だ。その由来は、

「志村けんの物まねをよくしていたことから、『けんちゃん』と呼ばれるようになりました。ひょうきんな子で、部活の先輩にもけんちゃんけんちゃんと呼ばれていて、うらやましかったです」

あだ名がきっかけでみんなと仲良く

あだ名がついたのを機に、みんなと打ち解けられた人もいる。岐阜県のEさん(40代女性・主婦)のクラスメイトの女の子は、非常に絵がうまく、コンクールなどでもたびたび賞を取っていたが、大人しく引っ込み思案で、周りともあまり話すことがなかった。ところが、

「いつしかクラスの男子たちが、絵が上手ということで『ピクチャー』と呼ぶようになりました。ピクチャーと呼ばれるようになってから、その子は明るい性格になり、クラスのみんなともよく話すように。美術の時間や運動会の看板製作などでは、中心的な存在としてクラスを引っ張ってくれました」

得意分野にちなんだあだ名で呼ばれることで、自分に自信を持てたのかもしれない。

いくこちゃんが「サンコン」になるまで

元々のあだ名が変化して、由来がよくわからなくなってしまうこともある。

神奈川県のFさん(30代女性・主婦)の友達「いくこ」さんは、元々「いっこちゃん」と周りに呼ばれていた。ところが、

「オスマン・サンコンさんがテレビで『イッコ・ニコ・サンコン!』と言い始めてから、『いっこちゃん』が進化して『イッコ・ニコ・サンコン』と呼ばれるようになりました。最初こそ嫌がっていましたが、サンコンさんのキャラが明るくて面白かったので本人も受け入れるようになり、最終的には『サンコン』と呼ばれるようになっていました。『もう、本名全然関係ないし!!』と今となってはツッコみたい気分です」

なかなか変化の妙を感じるのは、長野県のGさん(30代女性・主婦)の同級生についたあだ名。

「低学年のころはクラスで身長が一番大きくて、『ガリバー』と呼ばれていましたが、その後伸び悩み、どちらかというと低いぐらいになってしまいました。そんな時に、ドラえもん好きな男の子が、トンネルを通ると小人になれる『ガリバートンネル』という秘密道具を思い出し、あだ名がガリバーから『ガリバートンネル』に変更になりました」

本人は複雑なところだろう。

めちゃくちゃ強そうなあだ名

冒頭で、強そうなあだ名として「姉さん」「姫」の2つを取り上げたが、さらに強そうなのが「バードン」。和歌山県のHさん(40代男性・自営業)の同級生である。

バードンというのは、「ウルトラマンタロウ」に登場した怪獣の名前だ。怪獣のあだ名で女の子を呼ぶなんて、下手したらいじめだと思われそうだが、Hさんによればさにあらず。

「このバードンって、主人公のタロウ、助けに来たゾフィー(ウルトラ兄弟の長兄でかなり強い)を撃破してしまうという怪獣で、子どもの目線だと『とても強くてすごいヤツ』ってイメージなんです。
ここまで言うとわかってもらえそうですが、いじめではなく、この怪獣並みに強くて、男子生徒が誰も逆らえないアネゴ肌の女子ということで、『バードン』と呼ばれるようになったのです。美人ではありませんでしたが、とても頼りになる女性で、よく一緒に遊んでいました」

以上、8人のユニークなあだ名を紹介した。あなたの周りにも、思い出に残るあだ名の持ち主はいただろうか。

あなたの「あだ名」に関する思い出教えてください

Jタウンネットでは、あなたの子ども時代の「あだ名」についての思い出を募集しています。メール(toko@j-town.net)まで、あなたが印象に残っている「あだ名」と、そのあだ名の持ち主に関する具体的なエピソード、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、ご職業を明記してお送りください。採用者には、Amazonギフト券150円分を進呈します。
なお本コラムでは、いただいた体験談を一部編集・改変する場合があります。あらかじめご了承ください。

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