東京・大阪に次ぐ「日本第3位の都市」といえば?→圧勝したのは裕福な「あの街」だった!
東京、大阪に次ぐ「日本第3位の都市」はどこか、という話題になると、よく名前が挙がるのは「横浜」と「名古屋」だ。だが、その両者ではどちらが優勢なのだろうか。また2つの都市以外にも、「第3位」の座をうかがう街はあるのだろうか。
Jタウンネットは2015年7月2日から8月11日までの41日間、「日本一の都市が東京、次が大阪なら...『3位の都市』ってどこ? 」というテーマでアンケートを実施した。8つの地名を具体的に挙げて、全国から3461人に投票いただいた。
全国の約半数が名古屋を支持
最初に全国集計の結果を見てみよう。
人口や経済規模でいえば、上の都市があるにもかかわらず、総得票数の49.3%を獲得したのは、中京の別名をもつ「名古屋」だった。青森・栃木・神奈川・山梨・京都・徳島・福岡・鹿児島を除く39道府県で得票率単独トップと、圧倒的な強さを見せた。
以下、「横浜」が20.4%、「福岡」が19.4%、「京都」が4.1%と続いた。
東京人は横浜よりも福岡を評価している!?
それでは、1位の東京と2位の大阪の人たちが、どの都市を「3位の都市」と見ているのか。
名古屋が得票率1位なのは同じだが、東京の場合、横浜よりも福岡の方が得票率は高い。東京駅と横浜駅は30キロも離れておらず、都市圏として一体化している。あまりにも近いため、独立した都市として横浜を評価できないのかもしれない。
一方、大阪における得票率2位は横浜で、3位が福岡だった。京都が得票率5.7%と若干高く、広島には誰も投票していない。ところが東京の場合、広島に24票入っている。 ここ最近、東京に進出する広島の企業や飲食店が増えている(参照:温泉卵に混ぜて辛旨! 広島名物「汁なし担担麺」の人気店・キング軒がついに東京上陸)。故郷に思いをはせる広島出身者が投票した可能性もある。
【後編】
札幌・京都・福岡の人間は、地元が「東京と大阪の次にエラい」と思っている!?に続く