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「近所の犬にエサをあげたら...飼い主から毎日催促されるように!」(長野県・30代男性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2015.08.04 06:00
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今回紹介するご近所トラブルは「ペット」......というより、ちょっと面倒くさい「飼い主」にまつわる問題だ。

長野県に住むXさん(30代男性・会社員)は、近所のおばあちゃんが飼っている犬をかわいがっていた。ところがある時から、飼い主であるおばあちゃんの言動に厚かましさを感じるように......。

道で会ったときになでたりしていたけど

以前住んでいたアパートでの話になります。

そのアパートの前の道を、毎日犬の散歩で通られるおばあちゃんがいました。そう遠くない一軒家に住んでいる人で、70代くらいだったでしょうか。
飼っているのは茶色い柴犬で、名前はタロウ。割合に人懐っこい犬で、私も実家では犬を飼っていたこともありましたから、道で会うとおばあちゃんと軽く世間話をしたり、タロウをなでさせてもらったりしていました。

画像はイメージです(blumenbieneさん撮影、Flickrより)
Shiba Inu Kazumi

ここまでの関係にしておけば、お互い幸せだったんでしょうけどね......。

うっかりパンをあげちゃって

ある日のことでした。コンビニで買ったパンを食べながら帰ってきたところで、ちょうどおばあちゃんとタロウと出くわしたのです。そのときふと、実家の犬がパンが好きだったことを思い出しました。懐かしくなった私は、おばあちゃんに許可をもらって、そのパンの切れ端をタロウにあげました。タロウは喜んでそれを平らげ、おばあちゃんも「よかったねえ」と上機嫌です。

ところが――。

翌日。涼しい日だったので窓を開け放して寝転んでいたところ(ちなみにうちは道路に面した1階でした)、外からおばあちゃんの声がします。

「ダメよぉタロウ。何ももらえないの。お兄ちゃん、今日は何もくれないから」

毎日のように催促攻勢

まるで私が悪いみたいな言いぐさです。えっ、とは思いましたが、しょうがないので冷蔵庫を開けて、残っていたちくわを数センチちぎって外に出、タロウにあげました。おばあちゃんは「ありがとう」、とにっこり。

ところがさらに翌日。まったく同じセリフが、私の部屋の前で繰り返されたのです。その後も、私がいることがわかっているときは、ほぼ毎回のようにおばあちゃんの催促攻勢が続くようになりました。
そんな大声で言われては、近所の手前もありますからなんかあげざるを得ません。しかしさすがに毎日のようにこれでは、正直たまらない! ストレスが溜まってきた私は、とうとうおばあちゃんが何を言おうと、黙って部屋にこもっていることにしました。

無視していたらドアをノックしてまで

ところがそしたらおばあちゃん、わざわざ部屋のドアをノックしてきて、

「どうしたのー? 何か私不快なことでもしたかしらー?」

と言ってくるのです。さすがにキレた私はドアを蹴り開け、これまでの不満を一気にぶちまけました。おばあちゃんはさすがにその場は引き揚げていきましたが、それからというものの、毎日うちの前を通るたびに、聞こえよがしにいうのです。

「ここは怖いお兄ちゃんがいるからねー。タロウ、逃げないとねー」

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