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まるでムーミンの家? とんがり屋根がかわいい名古屋の「東山給水塔」、1日は一般公開も!

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.07.31 17:57
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とんがり屋根をつけた現在の東山給水塔(画像提供:名古屋市上下水道局)
とんがり屋根をつけた現在の東山給水塔(画像提供:名古屋市上下水道局)

フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが生んだキャラクター・ムーミン。北欧のどこかにあるとされているムーミン谷にある、トンガリ屋根のムーミンの家で暮らしているという設定だ。

まるでそのムーミンの家のようだとささやかれているのが、名古屋市千種区にある東山給水塔だ。この東山給水塔が2015年8月1日、一般開放される。

8月1日は「水の日」だから......

東山給水塔は、1930年(昭和5年) 完成した。85年前のことである。当時は配水塔と呼ばれていたという。まだトンガリ屋根はなかった。下の写真のようにシンプルな円筒形の外観だ。

昭和5年完成時の東山配水塔、現在の東山給水塔(画像提供:名古屋市上下水道局)
昭和5年完成時の東山配水塔、現在の東山給水塔(画像提供:名古屋市上下水道局)

トンガリ屋根ができたのは、1983年(昭和58年)頃という。現在のユニークな外観はその頃からのものだ。当時、鳴海配水塔や猪高配水塔なども完成し、名古屋市の急速な発展に対応して、大きな役割を果たしてきた。

東山地区の施設の大がかりな改修工事のため、東山給水塔の一般開放もしばらく中止となる。今回のイベントが貴重な機会だ。

8月1日は「水の日」。普段は入ることのできない、ムーミンの家のような東山給水塔の中がどうなっているか?自分の目で確かめて、名古屋市の上下水道の歴史に触れてみるのもいいかもしれない。展望スペースから市内の眺望を眺めるのも楽しいだろう。

また8月2日以降、この給水塔を見るには、千種区月ヶ丘にある「水の歴史資料館」の敷地からがおすすめだ。同資料館には、名古屋市の上下水道の歴史に関する資料が、詳細に展示されている。