「スイカの種」の8割を作っているのは奈良県。でもスイカ自体はほとんど作っていません
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年7月14日放送で、「スイカの種が作られている場所」について取り上げていました。
夏に美味しいスイカ。スイカの生産量ランキングの1位は熊本県。以下、千葉県、山形県、鳥取県、新潟県と続きます。
だんだんと核家族化やライフスタイルの変化でスイカ一玉を家族で食べきれないようになっていて収穫量も減ってきています。カット売りが主流になり、果肉が崩れにくいスイカが好まれるようになったため、時代に合わせて品種改良も進んでいるのです。
では、スイカの品種改良の最前線である、スイカを育てる種はどこで作っていると思いますか?実は、全国で生産されるスイカの8割以上が奈良県で作られているというのです。熊本のスイカも千葉のスイカも、元をたどれば奈良県で生まれたとも言えますね。
ですが、奈良県のスイカの生産量は日本全体のたった0.6%なのです。では一体なぜ、奈良県が日本一のスイカの種の産地なのでしょうか?