「プレミアム商品券・宿泊券」、明暗分かれる...「2割しか売れない」自治体も
2015.06.23 06:00
おみやげ券や商品券がいまいち売れてないのはなぜ?
島根県が発行する県外者向けの「プレミアム宿泊券・おみやげ券」は、6月5日にネットで第1期の申込み受付を開始し、15日に締め切った。
宿泊券は予定の10万枚を超えた。一方のおみやげ券は、予定冊数13万3333のうち約2割の申込みにとどまった。県は7月中旬にも再募集するという。
宿泊券が額面5000円/販売額2500円と割引率が50%なのに対し、おみやげ券(1000円×5枚綴り/冊)は額面5000円/販売額3500円と割引率はやや低い。おみやげ券の方が不振なのは、あるいはそうした事情もあるかもしれない。
もっとも取扱店は土産物店に限らない。スーパーやドラッグストアチェーンの一部店舗も取扱店になっている。その店に置いてある商品なら、タバコと保険適用のある薬、商品券、などを除き、たいていの商品は買える(飲食の支払いには使えない)。