最新版!県民が高所得な県、低所得な県...意外な(?)ところが上位に!
常連の東京・愛知・静岡に次いで所得が多いのは?
1人当たりの県民所得の額を見ると、全国一高いのが東京で約442万3000円。次いで製造の盛んな愛知が343万7000円、静岡が319万5000円と続く。これら3都県は例年上位にランクインする常連組だ。
東京は唯一の400万円台だが、他県の労働者が企業所得増に貢献していることを考えれば、実態以上に大きい数字といえる。
4位の茨城は313万7000円。前年の7位から順位を上げて、過去最高の順位となった。前年比で1.7%増加しているが、東日本大震災の復興需要でサービス業や運輸業、建設業の総生産が増加したためと見られる。
5位にランクインしたのは滋賀で311万6000円。琵琶湖のイメージが強い同県だが、製造業が県内総生産に占める割合は全国の約2倍もある。事業規模も大きくて労働生産性も高い。
一方、下位グループは最下位の沖縄は203万5000円で、東京の半分以下という低水準だ。以下、鳥取が224万9000円、高知が225万2000円、宮崎が228万1000円、島根が236万3000円だった。