試してみた! 北海道民の一部はアメリカンドッグに「砂糖」を付けて食べる
アメリカンドッグは、小腹が空いているときにピッタリのフードだ。1本あたりの価格は100円程度と値ごろながら、カロリーは300キロ前後もある。ちなみに標準的なコンビニおにぎり1個は200キロくらい。
コンビニで店員に「アメリカンドッグ1本ください」と注文すれば、何も言わなくてもソースが付いてくる。容器をプチっと2つに割れば、ケチャップとマスタードがいい感じに出てくる。
そのまま食べる人も中にはいるが、アメリカンドッグ+ケチャップ&マスタードは、超王道の方程式といっていい。
道東のコンビニでアメリカンドッグを買うと...
ところが北海道東部では、ケチャップ&マスタードではなく砂糖をまぶす習慣があるという。
今日の朝、アメリカンドッグたべた!!!
北海道は砂糖つけるんだよ?????
コンビニで
「砂糖とケチャップどちらにします?」
って必ず聞かれるんだよ? pic.twitter.com/KvB23jNbVW
— あやか☆kiramu水色推し(特に赤) (@kaerunopikurusu) 2015, 5月 25
アメリカンドッグに砂糖は北海道では3割くらいの人やる
— がおーなのです (@_Gaooo_) 2015, 4月 30
"@kn03: 砂糖以外にもいろいろつける模様 → フレンチドッグには砂糖を!道東ではアメリカンドッグに砂糖をつける!? https://t.co/UBeHJdKVDg pic.twitter.com/I0EoafjIKt"
砂糖まぶしは北海道仕様だと思ってたら道東ルールだったのか...
— かやほあ@癒しの鶏油 (@kayamimi) 2015, 3月 17
【衝撃事実】北海道に住んだ人しかわからない! 北海道あるある9選 https://t.co/XdBhUKHVqn @buzzplus_newsさんから こういうの定期的にあるね。アメリカンドッグの砂糖、マジ旨い。
— なべっきー (@nabekky) 2015, 2月 21
道東出身でも違和感はあったなあ。甘いのに中はしょっぱいから。でもでもこれが意外と美味しかったりするから馬鹿にすんな!w
-北海道ではアメリカンドッグに砂糖たっぷりつけて食べるのが常識! https://t.co/AwMqhjJzhg @buzzplus_newsさんから
— 巻尾 (@makiopucci) 2015, 3月 16
北海道全域の食習慣というわけではなく、もっぱら道東の習慣のようだ。
地元民の中に「フレンチドッグ」と呼ぶ人がいる。なんとなくオシャレな響きだ。原材料に魚肉ソーセージを使っているのがフレンチドッグという説があるけれど、はっきりしたところは分からない。
フレンチドッグは砂糖に決まってる! @ 札幌北海道神宮寺 https://t.co/kUS4yEnwRf
— MZK (@Circus2003) 2015, 4月 30
@cravesolt これが北海道。甘くて太いフレンチドッグをペロちゃんに挿 pic.twitter.com/dey30Iu1it
— 石神井 龍? (@shakujii_ron) 2014, 10月 25
関東出身者がアメリカンドッグ+砂糖を初体験
せっかくなのでJタウンネット編集部でも試してみた。
コンビニでアメリカンドッグを2本購入。ケチャップ&マスタードをかけたものと、グラニュー糖をまぶしたものの味比べだ。
まずは王道のケチャップ&マスタードから。これまでパッケージをちゃんと読んだことはなかったが、正式には「トマト&あらびきマスタード」という。
外側はパリッと焼けていて、内側はふんわり。熱を帯びた揚げ物系に、ケチャップとマスタードはよく合う。
今度は皿の上にグラニュー糖を広げ、アメリカンドッグをまぶした。先端部と棒の露出部に近い部分は砂糖が付きにくい。スプーンを使ってかけた。
毛の短い、老齢の男性の頭みたいな感じになった。これをガブリ。
グラニュー糖の甘みは意外と感じない。むしろアメリカンドッグの塩っ気が引き立つ。
砂糖は単体で舐めるよりも、別の物質とミックスすることによって甘みを出す。表面がパリパリのアメリカンドッグと固形のグラニュー糖を一緒に食べるとき、よくよく噛まないと、いい感じに甘みが口の中に広がらない。
その点、ペースト状の物質は既に溶けており、口の中で融合するのが早い。パッと食べられる揚げ物系フードにケチャップ&マスタードが多用される理由が何となく分かった。
3分の1ほど食べ進んだ状態で、皿に残ったグラニュー糖をアメリカンドッグの生地につけて食べてみる。案の定、最初よりもずっと甘く感じた。
アメリカンドッグのソースのかけ方やまぶし方について深く考えたことはなかったが、工夫次第で味が変わる。シンプルなようで奥が深かった。
道民のフレンチドッグはどんな原材料と調理、保温、まぶし方をしているのだろう。今夏、釧路あたりに出かけて実際に確かめたくなった。