試してみた! 北海道民の一部はアメリカンドッグに「砂糖」を付けて食べる
関東出身者がアメリカンドッグ+砂糖を初体験
せっかくなのでJタウンネット編集部でも試してみた。
コンビニでアメリカンドッグを2本購入。ケチャップ&マスタードをかけたものと、グラニュー糖をまぶしたものの味比べだ。
まずは王道のケチャップ&マスタードから。これまでパッケージをちゃんと読んだことはなかったが、正式には「トマト&あらびきマスタード」という。
外側はパリッと焼けていて、内側はふんわり。熱を帯びた揚げ物系に、ケチャップとマスタードはよく合う。
今度は皿の上にグラニュー糖を広げ、アメリカンドッグをまぶした。先端部と棒の露出部に近い部分は砂糖が付きにくい。スプーンを使ってかけた。
毛の短い、老齢の男性の頭みたいな感じになった。これをガブリ。
グラニュー糖の甘みは意外と感じない。むしろアメリカンドッグの塩っ気が引き立つ。
砂糖は単体で舐めるよりも、別の物質とミックスすることによって甘みを出す。表面がパリパリのアメリカンドッグと固形のグラニュー糖を一緒に食べるとき、よくよく噛まないと、いい感じに甘みが口の中に広がらない。
その点、ペースト状の物質は既に溶けており、口の中で融合するのが早い。パッと食べられる揚げ物系フードにケチャップ&マスタードが多用される理由が何となく分かった。
3分の1ほど食べ進んだ状態で、皿に残ったグラニュー糖をアメリカンドッグの生地につけて食べてみる。案の定、最初よりもずっと甘く感じた。
アメリカンドッグのソースのかけ方やまぶし方について深く考えたことはなかったが、工夫次第で味が変わる。シンプルなようで奥が深かった。
道民のフレンチドッグはどんな原材料と調理、保温、まぶし方をしているのだろう。今夏、釧路あたりに出かけて実際に確かめたくなった。