鹿児島県民の「オレオレ詐欺対策」がさすがの薩摩隼人クオリティ
分かりづらい方言の双璧は鹿児島弁と津軽弁、とよく言われるが、鹿児島県の電車の中でこんなポスターを見た、という報告が、2015年5月7日、ツイッターに発信され、注目を集めている。
「オレオレ詐欺かなと思ったら、方言で取りあえず話してみましょう。動揺したら詐欺です」と書かれていたらしい。
上記のツイートには、こんなコメントが寄せられている。
とくにお年寄りが鹿児島弁で話すと、まったく何を言っているのか、理解できないことがある。最初から最後まで一言一句聞き取れない、という経験をした人もいるのではないか。「英語の方が......まだ」と思ってしまった人もいるかもしれない。
鹿児島弁については、江戸時代に幕府の隠密を警戒して、より難解な方言に進化させたとか(真偽不明)、太平洋戦争時に暗号として使用された(これは事実)という伝説も残る。そんな歴史を思い出させる活用法に、感銘を覚えた人は少なくないようだ。
組織的な振り込め詐欺には、とりあえず方言!......鹿児島に限らず、意外に効果的かもしれない。