名古屋名物「台湾ラーメン」が台湾では「名古屋拉麺」と呼ばれていたことが明らかに...
いわゆる名古屋メシのひとつとして人気が高い「台湾ラーメン」だが、台湾では「名古屋ラーメン(名古屋拉麺)」と呼ばれているという、次のようなツイートが2015年5月2日、発信され、話題となっている。
「本場」のはずの台湾で、「名古屋」ラーメンと呼ばれているとは......これはどういうこと?
台湾人の郭さんが名古屋で創った
そもそも「台湾ラーメン」は、1970年代、名古屋の台湾料理店「味仙」のオーナー・郭明優さんが開発した、とされている。その「味仙」のウェブサイトには、「担仔麺(タンツーメン)をベースに辛くアレンジしたのが始まりで、もともとは従業員用のまかない料理だった」と記載されている。
また「味仙」ウェブサイトには、下記のような説明もある。
この手の名物は大体が「いや、本家はウチだ」と言い張るところが出てきてモメたりするものなんですが、こと台湾ラーメンに関しては、「味仙発祥」が揺るぎない歴史的事実として浸透しています。
「台湾ラーメン」は、台湾人の郭さんが創作したラーメンで、台湾にはないオリジナル料理。台湾の空港で、「名古屋ラーメン(名古屋拉麺)」として提供されているのも、納得するしかない。
なおこの「名古屋ラーメン」が提供されているのは、桃園空港の第一ターミナルにある店とのこと。発見者「すわ」さんは下記のように答えている。