メーカーは静岡なのに材料は山梨産!?「赤富士サイダー」は両県和睦の象徴か
2015.04.04 11:00
さらっとした飲みごたえで後味が良い
普段ならビンのまま飲むところだが、撮影のためグラスに注ぐ。内容量が240ミリリットルしかなく、その上先述の通り若干あふれてしまったため、大きめのグラスはやや余った。
液体は若干紫がかった赤色をしている。本場のぶどう果汁を使用しているだけに、コクはそれなりにありそうな印象を持つ人もいるだろうが、飲んだあとに口の中がベタベタしないのは意外だった。良い意味で後を引かず、サラサラしている。
山梨のワイナリーを自家用車で巡るとき、酒の飲めないドライバーにはピッタリだろう。
それ以外のシーンでもお勧めできる商品なのは言うまでもない。
1年前に筆者が飲んだ「富士山コーラ」は人工的な印象を強く受けたが(参照:なぜ合体させた...緑茶とコーラが1つになった静岡のご当地ドリンクが摩訶不思議すぎる)、天然指数は赤富士サイダーの方が高いと思われる
。ネーミングの面白さを基準に手に取った赤富士サイダーだったが、飲料として純粋に評価できる。上記の「きむら新聞」にも出てきた静岡県側の富士山サイダーはどんな味なのだろう。買いそびれてしまったが機会があれば飲んでみたい。