ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
あの時はごめんなさい

少子化時代に、広島の幼稚園はどう立ち向かう?

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2015.03.10 07:25
0

親不在でも静かな2歳児!幼稚園こだわりの教育法

南区の洋光幼稚園では、子育て支援としておよそ20年前から、幼稚園入園前の子供を対象にした取り組みを行っています。親子教室なのに、保護者の姿がありません。保護者は、隣の部屋で待機しています。

黙々と目の前の道具を使って遊ぶ子供たち。誰も叫ばないし、誰も走り回りません。でも、間違いなく未収園児のクラスなのです。叱ったり強制したりしなくても、環境さえ整えば、子供たちは自然に集中するのだそうです。

親子の完全分離は、20世紀初頭にイタリアの女性医師マリア・モンテッソーリが提唱した教育法に基づくものです。親の過保護、過干渉などを排除し、子供が自発的に興味を持った作業に自由に取り組ませることで、人格形成を促します。

モンテッソーリ教育を採用している幼稚園は、広島市内に6園あり、洋光幼稚園では、35年前に導入しました。保護者に対しては、前田瑞枝園長自らが月に1度講習を行い、随時相談にのっています。

遠くから通う親子も多く、受講生はほとんど全員が幼稚園に進むのだといいます。

様々な個性を放つ幼稚園。あふれる情報の中で、そこに通う親や直接園と話をして、自分の子供にあった園を見つける、本質を見抜く保護者の目が必要になってきています。(ライター:haruhana)

PAGETOP