「生」だと!? 愛知名物「しるこサンド」に新展開、これは食べたい
発売開始から49年、愛知県の名物であり、いまや日本中に流通するしるこサンドは、お手軽価格の焼き菓子として人気がある(参照:首都圏でも中毒者急増中! 愛知名物「しるこサンド」のおいしい食べ方とは?)。
お菓子のビスケットをフランス語では「un biscuit」(あんびすきゅい)と呼ぶそうだが、その名前を冠した「しるこサンドの森 あん・びすきゅい」が愛知県小牧市に2015年2月26日に開店した。
場所は松永製菓の工場の隣、小牧国際ボウル内にある。同地では以前から直売店が営業していたが、イートインできる施設としてグランドオープンした。
このニュースが地元テレビ局CBC(中部日本放送)の情報番組「ゴゴスマ」で取り上げられるや、「しるこサンド」を検索する人が急増し、昨日のYahoo!検索急上昇ワードの上位にランクインした。
ビスケット(焼き菓子)なのに「生」という衝撃。しかもうまそう
世間の関心を集めているのは、「生」のしるこサンドが発売され、それが同店でしか買えないということ。
菓子飴新聞社のブログによると、商品はつぶあん(160円)とこしあん(140円)の2タイプ。北海道産あずきを使ったクリームを2枚のクッキー生地でサンドしているという。
しるこサンドといえば、ご存じのとおり「焼き菓子」。そして使われているのは「こしあん」だ。開発の際、地元で人気のつぶあんを試したものの上手くいかなかったためだという。
それでもなお、つぶあんのサンドを作るのは同社の長年の夢であり、目標だった(参照:つぶあん派VSこしあん派!味覚の境界は「名古屋」にあった)。今回の新商品は悲願を達成した記念すべき商品なのかもしれない。
380円でビスケット食べ放題、ドリンク付き
食品工場の直売店はお得な価格で商品が買えるのが魅力の一つだが、あんびすきゅいは超太っ腹。キャンペーン価格とはいえ380円で12種類ビスケットが食べ放題。しかもフリードリンク付きだ。
お店や生しるこサンドに関する情報がネットにあまり流れていないこともあって、しるこサンドファンの妄想は膨らむ一方。「焼き菓子なのに生ってどういうこと?」「それ食べてみたい!」と気が気でならないようだ。
生しるこサンドって?しるこサンドってあれだよね?なになに??何が起こっているの?
— パンいち☆ぽつびっと (@pyomio30) 2015, 2月 27
工場の生しるこサンドってなんだよ食いたいよ
— ひーろーアグレ支部 (@gansoagooooo) 2015, 2月 26
しるこサンドの工場直営店、本日オープンだって。行ってみたい(。>∀<。)
ビスケットバイキング?12種類のビスケット食べ放題60分フリードリンク付きで大人380円?
生しるこサンド食べてみたい(*´?`*) pic.twitter.com/c7yVLqjgQ5
— くりちゃん (@khrem_k) 2015, 2月 26
しるこサンド直営店@小牧で、ビスケットバイキングが1時間食べ放題&フリードリンク付きで380円か。ドリンク付くのは良心的やナア。生しるこサンドもあるでよ。
— 高柳誠二 (@uma_nekoya) 2015, 2月 26
同社の公式サイトには、「しるこサンドスティック」、「しるこサンドクラッカー」「カクテルサンド」「しるこサンド 黒ごま」「アップルパイクリームサン」など、定番以外にも様々な商品が掲載されている。
どれも一度食べてみたいものばかりだが、直売店にいけばコンビニやスーパーよりさらに安く買える。
生しるこサンド以外にも直売店限定商品を扱っている模様。愛知に出かけた折にぜひ一度立ち寄ってみてはいかがだろう。