ダルビッシュも応援! 勝浦の古民家に「捨て犬」たちの保護施設作るクラウドファンディング
捨てられた犬の保護施設をつくろうという活動のクラウドファンディングが、多くの人々の賛同を集めている。これはNPO法人「WAMPERS」の池田豪理事長が提唱するプロジェクト。千葉県勝浦市にある古民家を改修して、犬の保護施設と子どもたちが犬にふれあえる場をつくろうというものだ。
「READYFOR」で昨年12月にスタートした募金は、2015年2月18日現在で、227人の賛同者から312万7000円を集め、目標金額を超えた。募集締切は2月26日。今回の募集は建物の基礎部分と屋根の修理に充てられる予定だが、実際にはもっと費用がかかりそうだという。池田豪理事長はさらなる募金を希望している。
池田さんが捨て犬を保護するようになったきっかけは、2010年、1匹のピットブルという大型犬と出合ったことだったという。それ以来、人間の都合でかんたんに捨てられてしまう犬たちの存在を知った。捨て犬を保護する場所を探して、東京から千葉へ移った。現在保護しているのは、大型犬8頭と小型犬6頭。犬のケアをしながら、里親を探す活動を続けている。
かつては野球選手として、アメリカで独立リーグに在籍していた異色の経歴を持つ池田さんは交友関係も広く、今回のプロジェクトにも各界から賛同者が現れた。なかでも米大リーグのテキサス・レンジャーズに所属するダルビッシュ有投手のコメントには注目が集まった。募金の目標金額達成には、ダルビッシュさんのコメントの影響力も大きかったようだ。
ダルビッシュさんは、自身のブログで「皆さんの力を貸してください!」というタイトルで、次のように発言している。
先日、WAMPERSという"犬の保護と人とペットの理想の繋がり"を啓蒙活動している団体に寄付をしました。
無責任な飼い主やブリーダーが捨てた犬を保護し新しい飼い主さんを探しながらお世話をしてくれている貴重な団体です。
そのWAMPERSがこんなプロジェクトを立ち上げてます。
(中略)
皆さんよろしくお願いします!
これには、多くのファンからの反応があり、次のようなツイートも寄せられている。
@faridyu よい活動だと、思います。こういうのは、よい活動ですね・・・・。ポイ捨てされた犬たちのこと、世話できると、いいのですが・・・・。
— こんにちは (@moubluegreen) 2015, 2月 8
@faridyu 少額ですが、賛同しました。ワンコたちが幸せに過ごせますように。
— じゅんいち (虎党) (@tigers_body) 2015, 2月 8
@faridyu なるべくイヤなことから、目をそむけるのが、くせになっていました。
良いことだけではなく、見逃してはいけない事にも向き合うことが本当の救い・援助の手がかりとな
ることを知りました。他を思いやる気持ちがさらに、優しい気持ちを伝える有投手のブロクでの、メッセージに感謝
— 由美 (@loveyumi0121) 2015, 2月 8