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北海道には「土楽毛内(ドラゲナイ)駅」が実在した!?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.01.30 15:20
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「セカオワ」こと「SEKAI NO OWARI」といえば、今もっとも注目されているバンドだろう。昨年大晦日の「第65回NHK紅白歌合戦」にも出演して、最新ヒット曲「Dragon Night」を披露したが、彼らのパフォーマンスを観た人は多いだろう。

それに関係して最近ネット上でちょっとしたブームになっているのが、「ドラゲナイ」という言葉だ。サビの部分で、ボーカルのFukaseさんが印象的に繰り返すフレーズ「Dragon Night」が、「ドラゲナイ」と聞こえることから、「ドラゲナイする」「ドラゲナイしたい」など、もはや本来の意味から離れたミームとなっている。

そんな「ドラゲナイ」にちなんで、1月29日、こんな写真付きのツイートがつぶやかれ、ネット上で注目を集めている。

そう、「ドラゲナイ」という名前の駅が実在したというのだ。北海道に存在した國鉄土楽線の土楽毛内(どらげない)駅の写真だという。ごていねいにも「DORAGENAI」とローマ字も併記されている。さらにごていねいに、隣りの駅名も表示されており、「なかどらげ」というらしい。どうやらここは終着駅のようだ。

北海道のどこだろう?

この画像はたちまちネット上を一人歩きし始め、多くの人々がさまざまな感想を寄せている。

アイヌ語で「今宵語り合う」の意味だと? 早速こんな声が...。一方、下のようなコメントも届く。

すっかり信じて、Google Mapから北海道の部分を拡大した人もいるかもしれない。

しかしアイヌ語の観点から冷静に分析した人もいて、ようやく仕掛けが解明されてきた。

...というわけで、元画像は西武池袋線の東久留米駅だった。東京都東久留米市である。

なお言うまでもないが、元ツイートにあった「百万年に一度太陽が沈んで夜が訪れる場所」や、「アイヌ語で『今宵語り合う』の意」といった情報は、いずれも「Dragon Night」の歌詞にちなんだものだ。また撮影日とされている2014年10月15日は、同曲の発売日でもある。

しかし、ここまで種明かしされても、架空の街「土楽毛内」の勢いは止まらない。ドラゲナイ。

SEKAI NO OWARI(2014年11月、J-CASTニュース編集部撮影)
SEKAI NO OWARI(2014年11月、J-CASTニュース編集部撮影)
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