「まさひろがやって来た」「お酒が友達さ」...銀座・わしたショップのカオスすぎる泡盛POP
東京・銀座1丁目の「わしたショップ」といえば、沖縄大好きな人や首都圏在住の沖縄出身者にとってはかけがえのない、沖縄県の公式アンテナショップである。
ツイッター上で、2015年1月27日、このわしたショップの泡盛コーナーがなんだかおかしい、というツイートがあった。Ken Takashioさんが3回続けて、写真付きで投稿し、注目を集めている。
沖縄物産店の泡盛売り場のPOPが頗るふるっていました。 pic.twitter.com/Yn93nz6zQ3
— Ken Takashio (@puriketz) 2015, 1月 27
泡盛POPその2。 pic.twitter.com/d4NFNiBcob
— Ken Takashio (@puriketz) 2015, 1月 27
泡盛POPその3。もうお酒の説明してない。 pic.twitter.com/ujkDG6T1ss
— Ken Takashio (@puriketz) 2015, 1月 27
「突然現れて来て突然消えていく」「現実逃避に是非」「電話すると子供が出たりする家庭的泡盛メーカー」などなど、販売促進用のPOP広告が、思いきりはじけている。おもしろそうだ、というわけで、行ってみることにした。
まさひろがやって来た
東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅を降りてすぐのところに、わしたショップ銀座店はある。シーサーの飾られた入口の左手に、目指す泡盛コーナーがあった。ほんとうに小さなコーナーで、それらしきPOPも見当たらない。おや?と思いつつ、一歩足を踏み入れたら、あった! 筆者は強烈なカウンターをくらってしまった。
「吐くなら飲むな」だと、いきなり、やってくれるな、と辺りを見渡すと、あるわ、あるわ...。泡盛の瓶の中に、活きのいいPOP広告が自己主張している。
誰しも、一度や二度、「お酒が友達さ」と、思える時もあるよな。それぞれの商品の特長を主張しているかどうかは、ともかく、元気の良さは伝わってくる。こんなものもあった。
「まさひろ」って誰? と思ったら、商品名だった。納得! ちょっと、まさひろに会ってくるわ。とにかく、泡盛を飲んでみたくなることは、確かだった。
コーナーには、泡盛入門用のテーブルも設置されていて、初心者の相談に乗っているようだ。これだけ銘柄の数が多くては、選ぶ方も一苦労だろう。じっくりチョイスして、ディープな世界に足を踏み入れてみたい、と心から思ってしまった筆者であった。