「店内になぜかミニ四駆のコースが...」噂の携帯ショップは思った以上に「ガチ」だった!
お客さんが楽しめるものを何かやってみようと
なるほど、店内には4平方メートル強の本格的なミニ四駆の競技用サーキットが広がっている。
今回、取材を受けてくれた同店のSさんによると、きっかけは
「お客様に来てもらうために、とにかく何かやってみよう」
という思いからだったそうだ。そんな中、お店で働く29歳の男性メンバーにミニ四駆のスペシャリストがいて、その人の提案でサーキットコースをお店に設置してみたのだという。
経緯は分かったが、実際に設置されたコースのすぐ隣で携帯電話が販売されているというのはなかなか衝撃的な光景だ。
まだ実際に設置されたサーキットにミニ四駆を走らせたというお客さんはいないそうだ。そもそもミニ四駆を所有していなければ、このサーキットも使えないのだろうか? と、筆者が不安に思っていたことをたずねたところ、Sさんは笑顔で2台のミニ四駆を持ってくると受付カウンターに並べてくれた。90年代のミニ四駆ブームを牽引したビクトリーマグナムと、名機「アバンテ」の系譜を継ぐアバンテXだ。フルチューンされたアバンテXのフロントカウルにはソフトバンクのCMでお馴染みのお父さんステッカーが貼られている。
ミニ四駆を持っていないお客さん用にマシンの貸し出しもやっている――手ぶらで来店してもミニ四駆で遊べるわけだ。