「日本一ケチャップを使う」のは和歌山市民! 揚げ物、シチューにもガンガンいきます
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年1月6日放送で「ケチャップ購入量日本一の県」について取り上げていました。
このごろずっと続いている"何かが値上げするニュース"。
2015年の4月1日出荷分から、子供も大好きなあの調味料「ケチャップ」の値上げを、カゴメが発表しました。
ケチャップの原料であるトマトの価格がこの2年間で4割以上もアップしていることが背景にあるそうですよ。
そして、この値上げによって他の都市より大きなダメージを受けそうな市が関西にあるのです。
それは、総務省統計局が行った「家計調査」で、全国の主要都市の中でケチャップの購入量1位に輝いた"和歌山市"です。
ケチャップ購入量日本一、和歌山市民は何に使う?
オムライスやチキンナゲット、ハンバーグはもちろん、シチューや揚げ物にもかけるという和歌山市民の声。
ではなぜ和歌山市の人はそんなにケチャップを食べるのでしょうか?
ケチャップメーカーやスーパー、和歌山市役所にも聞いてみましたが、ケチャップを使ったご当地グルメがあるわけでもなく、思い当たるふしがないそう。
そこで、和歌山大学経済学部の足立教授に話を聞いてみたところ、2つの理由が考えられるとのことです。
1つめは、和歌山市には10年ほど前に誘致して来てもらったカゴメの工場があるので、カゴメになじみがあるということ。
2つめは、和歌山の人はあまり外食せずに家で料理する人が多いので、家庭で手軽に使えるケチャップがたくさん使われているのでは、とのこと。
なんとも不思議な和歌山のケチャップ愛ですね。(ライター:ツカダ)