「岐阜県は熊が多いらしいな。出没場所を確認しよう」→絶望しかなかった
のうりん作者「マップを見たときの絶望感」
というわけで、岐阜県が公開しているクママップを見てみよう。
おわかりいただけただろうか。
県内のほぼ全域にわたり、真っ赤な熊出没情報が書き込まれている。空白地帯は南部の一部地域のみで、県庁所在地の岐阜市ですら熊の闊歩を許している状況だ。
ぎ、岐阜県......!?
このクママップを紹介したのは、岐阜県出身で県内の美濃加茂市を舞台としたライトノベル「のうりん」の作者の白鳥士郎さん。
岐阜県クママップを見た時の絶望感。
http://t.co/s0RCpNciXT pic.twitter.com/V5JSYO0ypE
— 白鳥士郎 (@nankagun) 2015, 1月 6
2015年1月7日に投稿されたこのツイートは、その強烈なインパクトからたちまち1000回近くリツイートされた。
岐阜県内では2014年以来、熊(ツキノワグマ)の主食であるドングリが大凶作となっている。そのためエサを求める熊が、これまで以上に人里に出没するようになった。エサが足りず、冬になっても冬眠できないままさまよう熊も出ているという。2014年12月の総選挙では、高山市の投票所に熊除けの爆竹が用意されたほどだ。
ちなみに岐阜県のサイトによると、熊に遭遇した時の対策は以下の通り。
[クマがこちらに気付いていない場合]
→速やかにその場から離れてください!
[クマがこちらに気付いた場合]
→背中を見せずに、そのままゆっくりと後ずさりしながらクマから離れてください!
[クマから攻撃を受けそうになった場合]
→急所(顔面・首・後頭部・腹部)を守ってください!
気をつけよう。