太宰治が「人間失格」を書いた街、今はマンションだらけ
[ごごたま - テレビ埼玉] 2014年12月2日の放送では、「とっちー散歩」のコーナーで、さいたま市大宮区の氷川参道周辺を訪れていました。
この日のお散歩コースは、一の鳥居から二の鳥居までです。
現在は、高層マンションが立ち並び、昔の面影は薄くなっていますが、このあたりにあの作家・太宰治が最晩年に滞在しており、この地で「人間失格」の「第三の手記」後半と、「あとがき」を執筆したと言われています。
緑溢れるこの土地で、太宰治のインスピレーションもきっと刺激されたことでしょう。
一の鳥居から二の鳥居の間には「平成ひろば」があり、戦後すぐなどは闇市があり賑わっていたそうです。
その二の鳥居は、現存する檜の鳥居としては日本最大級の大きさで、使われている檜は、大正9年に台湾で伐採された樹齢1284年のものだと言う事です。
「ブラッスリーシャトレー」の人気縁結びメニュー
そんな一の鳥居から二の鳥居の間には、結婚式場としてもよく使われている「清水園」があり、その2階にはラグジュアリーなレストラン「ブラッスリーシャトレー」があります。
「ブラッスリーシャトレー」にある数多くのメニューのなかでも縁結びメニューとして老若男女に人気なのが「氷川御膳」(平日ランチタイムに提供)です。
氷川御膳は、氷川神社の神様にお供えする「百味膳」の伝統を生かした料理で、山の幸、海の幸と豊富な料理の数々が、見た目にも美しく、また、おみくじが付いており、食事以外にも遊び心のあるメニューとなっています。
氷川参道には、多くのベンチなども設置されており、季節折々の自然の姿を感じられるスポットなので、天気の良い日はのんびり散策して自分なりの発見をしたいものですね。(ライター:yt-united)