宮城県民なら知ってる「めんのマルニ」。その歴史とこだわりとは?
登米市で創業130年伝統の技を継承する食品製造会社
登米の風土を生かし、明治時代から続く老舗と言えば「めんのマルニ」。
明治18年の創業以来、手延べ麺を作り続けて今年で130年と言うその伝統の技は、ラーメンや焼きそばなどにも生かされ、現在では約50品目を製造し、主に県内へ出荷している地元密着の製麺会社ですね。
創業当初は「麺茶屋」として始まった「マルニ」ですが、その後は麺の製造業へと発展。乾麺中心だった製麺業界で、昭和に入ると「茹麺」の製造にも着手し、販路拡大のため景品を付けて販売するなど努力を重ねました。ちなみに付けられた景品は「映画のチケット」だったそうですよ!時代を感じますね。
平成15年には、看板商品「手巻きうどん 花つるりん」を発売し大ヒット。スーパーなど店頭で一度は見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。麺にコラーゲンが練り込んであるというのも、つるりとしたのど越しをアップさせる秘訣だそうです。
この「花つるりん」、原材料は小麦粉・食塩・水と、食感に特徴を出すコラーゲンパウダーのみというシンプルさ。また、水は地元・登米の水を使い、水を中心に合う小麦粉や食塩を使っているとのこと。大量生産の商品では機械任せになっている延べの作業も人の手で行い、味以上のあたたかみが感じられる商品です。
麺売場で、なんとなく値段だけで商品を選んでしまいがちでしたが、地元企業の手間暇かけた製造工程を知ると、応援の意味も込めて購入したくなりますよね!(ライター:Makikinha)