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虫の缶詰もあるよ! 長野県の新アンテナショップは「食」が大幅パワーアップ

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.10.24 12:19
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コンセプトは「長寿県の暮らしをシェアしませんか」

アンテナショップというと地域ブランドの商品を売っている場所というイメージが強い。銀座NAGANOも1階にショップがあるのだが、それにとどまらず、信州のライフスタイルの「体験」に重きを置いた店舗構成になっている。

●1階...信州の古民家をイメージした内装
入口正面に置かれているのは、秋映やシナノゴールドといった「信州りんご」。ちょっとしたマルシェみたいだ。

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天然酵母パンの草分けで、渋谷区富ケ谷の人気店「ルヴァン」のパンが入口右手に並ぶ。オーナーの甲田幹夫さんは上田市出身。その縁から銀座NAGANOでの販売が決まった。商品はルヴァンの都内店舗から毎朝直送される。

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そのすぐ奥は「旬の信州味わいコーナー」。カウンター形式のイートインだが、入口近くにに食事スペースを設けるアンテナショップは珍しい。

おやきや新米ごはん、信州のみそ汁などが味わえる「本日のワンプレート」が500円、ジビエ鹿肉のローストなどの「おつまみセット」が900円と、長野が誇る食材を破格の値段で提供している。ワインや日本酒、ソフトドリンクの用意もある。
※オープンからしばらくの期間は、「おやきを使ったスペシャルプレート」を提供。

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壁に陳列されているご当地の逸品。飾り物ではなく売り物だ。昆虫の缶詰「蜂の子」も扱っている(参考記事:【ご当地】女子にも人気の昆虫食 信州「蜂の子」食べてみると...)。

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レジを挟んだ奥のスペースにも特産品や名産品が集結。チルドの「おやき」をはじめ、お七味唐辛子、信州みそ、信州サーモン、信州そば、ベーコン・生ハム、お酒など、約300社・1000種類を取り揃えている。ご当地の人気商品を銀座NAGANO向けにアレンジしたオリジナルもある。

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●2階...高原の別荘をイメージ、床は県産ナラ材を使用
階段を上ったところにあるのは「丸山珈琲」と観光インフォメーションセンター。

丸山珈琲は軽井沢生まれの専門店として地元の人に愛されている。同珈琲所属の井崎英典バリスタは2014年、日本人・アジア人として初めてワールド・バリスタ・チャンピオンシップで優勝した。世界が認めたコーヒーが、銀座のど真ん中で400~500円から味わえる。

観光インフォメーションはパンフレットだけでなく、英語・中国語に対応したタブレット端末でもチェック可能。美味しいコーヒーを飲みながら、ゆっくり旅の情報を収集してはいかがだろう。

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2階の大部分を占めるイベントスペースは、オープンキッチンを併設している。
長野は日本一の長寿県。その秘訣は料理にあるといわれる。信州料理教室などを開催し、食文化を体感してもらおうというわけだ。

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壁面には生活雑貨やクラフト、伝統工芸品が並ぶ。

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●4階...機能的なIT環境や机を配置
移住交流・就職相談コーナーは専門のスタッフが常駐し、来場者の相談に応じる。

「コワーキングスペース」はテーブル席5つと半個室が2つある。長野と首都圏を結ぶ付けたビジネスを展開したいと考えている企業などが打合せなどで使用できる。利用開始日は11月4日からで無料、登録制。

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3階にある和食ダイニングの店名は「真田」
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