京・将軍塚の新名所で紅葉を
2014.10.21 07:32
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2014年10月10日放送で「将軍塚青龍殿」について取り上げていました。
千年以上もの間、都として栄えた京都の平安京。
794年に桓武天皇が平安京の安泰を願い築造したのが、東山の山頂にある将軍塚です。
その将軍塚の隣にこの夏建立されたのが、将軍塚青龍殿。
青龍殿はもともと北野天満宮前に建っていた武道場を移築したもので、大正初期の木造建築技術を結集した巨大な建物です。
青龍殿の落慶を記念して平安時代中期の最高傑作とされる「国宝 青不動明王」が10月8日から一般公開されました。
12月23日までのご開帳期間中、青不動を鑑賞できます。
清水の舞台を凌ぐ大きさと眺めを楽しめる舞台も
そして青龍殿のもうひとつの見どころが清水の舞台の4.6倍の広さを持つ大きな舞台。
夜間にはライトアップも行われ、眼下に広がる京都市内の夜景を一望できるんです。
期間中は青龍殿の目の前にある庭園でも美しいライトアップが見られます。
秋本番となるこの時期、色づいた紅葉が庭全体を真っ赤に染め上げ、観光に絶好の場所と言えるでしょう。
京都東山に誕生した、歴史を感じさせる新たな観光名所の「将軍塚青龍殿」に、この秋足を運んでみるのもいいですね。(ライター:ツカダ)