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沖縄出身者が愛する「ゼブラパン」、東京で食べられるお店をメーカーに聞いてみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.10.10 14:57
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画像提供:オキコ
画像提供:オキコ

朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)の中で、沖縄出身の女子大生が沖縄物産店「銀座わしたショップ」を訪ねる様子を紹介していた。4000種類の商品があるといわれる店内で、彼女たちが「キャッ」と歓声をあげたのが「ゼブラパン」だった。地元・沖縄ではどこでも普通に売られているのに、東京ではなかなか手に入らない。彼女たちをそこまで感激させる「ゼブラパン」って、いったい何?

 

......というわけで、ゼブラパンをつくっている、沖縄県中頭郡西原町にある食品製造会社「オキコ」に、聞いてみた。

ゼブラパンは、パンとパンの間に、粒入りピーナッツクリームと黒糖シートがサンドされた菓子パンだ。横から見たパンの断面模様がしま模様にみえることから、ゼブラパンと命名されたという。

このパンが開発されたのは、今から30年以上も前だ。当時の担当課長が試行錯誤しながら、生地にピーナツクリームをサンドして偶然できたものと伝えられている。

当時の沖縄は、アメリカ文化が浸透しており、コーラやハンバーガーを好んで食べる傾向があった。そのため、ボリュームのあるパンを作りたかったのでは、とのこと。

たしかに現在も、思い切り高カロリーで、563キロカロリー。しかもボリューム満点だ。食欲旺盛な成長期の中高生には、なくてはならない存在らしい。おやつ代わりに食べていた記憶のある人は多いようだ。冒頭に紹介した女子大生も、よほど懐かしかったと見える。

画像提供:オキコ
画像提供:オキコ

ツイッターには「ゼブラパン」に関するコメントが、続々と寄せられている。

沖縄県外では、「わしたショップ」の銀座店、福岡店、札幌店、名古屋店、イオンレイクタウンkaze店、香川イオン綾川店、イオンモール幕張新都心店で販売されている。懐かしさが抑えられず、どうしても食べたくなった人は、上記の店へ。値段は、税込175円。消費期限は、製造日より+4日間とのこと。

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