「毎晩深夜に吠える、お隣の犬を何とかしてほしい!」(島根県・40代女性)
一口に「ご近所トラブル」といっても、そのタイプはさまざまだ。
今回紹介するのは、「ペット」にまつわる体験談。ご近所の犬の無駄吠えに悩まされていた島根県のC子さん(40代・介護職)だが、抗議に出かけてみるとなんとも意外な光景が......。
2か月もの間、毎晩「ワワッワワン」!
真冬の2月。寒さ厳しい時間の夜中の2時。
「ワワッワワン。ワワッワワン。」
一定のリズムで吠え続けるお隣の飼い犬。しかも大型犬。
夜中0時からかれこれ、2時間吠え続けています。
お隣さんは大型犬を屋外の犬小屋で飼われています。
この無駄吠えは前年の12月からずっと続いていました。吠え始めるのは、決まって夕方5時くらいから。1時間くらい吠えて、一旦静かになります。そして、決まって夜中0時あたりからまた吠え始めるのです。
昼間働いてる我が家にとっては、寝不足の毎日でした。最初は、我慢していました。お隣さんだし、ご近所トラブルになると、その後面倒なことになるし、と。しかし、毎日2時間、2か月も吠え続けられ、寝不足も耐えられない状況になり、とうとう我慢の限界になりました。
抗議に向かった先で見た、あまりにかわいそうな姿...
ご近所の他のおうちの方に、我が家と同じ悩みをお持ちでないか、確認することにしました。すると、我が家以外の他のご近所さんもみな、犬の無駄吠えにほとほと困っている様子でした。
そこで、意を決し夜0時に吠え始めたと同時にお隣さんへ抗議に伺ったのです。
すると、お隣さんの広いお庭の一角にある犬小屋の前で、あまりの寒さにブルブルと震え、家の中の飼い主に向かって吠え続けている大型犬がいました。寒さに絶えられず、家の中に入れて欲しいと吠えているのでした。無駄吠えではなく、飼い主へのアピールだったのです。何ともかわいそうな光景でした。
ペットの気持ちがわからない人に、飼う資格なんてない!
お隣さんは「夜中に何の用だ。非常識だろ!うちの犬がうるさいだと。全くうるさくない!!」とものすごい剣幕で、逆に我が家が怒鳴られてしまいました。
それ以来、お隣さんと話すことはなくなりました。犬の鳴き声もなくなりました。家の中に入れてもらったようです。ペットの気持ちもわかってあげられない人にペットを飼う資格はないと思います。そんなお隣さんとは別に話さなくても、何の問題もありません。
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