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想像以上にコメ○的!? 和歌山の「マサキ珈琲」に行ってみた!

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.08.27 19:08
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コメダ珈琲といえば名古屋生まれの喫茶チェーンとして有名だ。ログハウス調の店内は木のぬくもりが感じられ、ゆったりとくつろげる。
秘伝のブレンドによるコーヒーをはじめ、独特のシルエットの容器に入ったドリンク、サンドにサラダ、シロノワールに代表されるデザートなどは、名古屋人だけでなく多くの日本人をとりこにしている。

そんなコメダ珈琲を意識した喫茶店が全国各地に存在する。なかでもネットを騒がせたのは、2014年8月16日にグランドオープンした「マサキ珈琲」(和歌山市)だ。

マサキ珈琲のメニューの一部(写真は全て編集部が撮影)

マサキ珈琲のメニューの一部(写真は全て編集部が撮影)

コメダ珈琲は次の文章を公式ウェブサイトにアップしたほど。

お客様よりお問い合わせをいただいておりますマサキ珈琲店(和歌山市中島546-1)は、コメダ珈琲店とは一切関係ございません

これはぜひとも来店せねば――開店から間もない19日、たまたま和歌山にいた筆者はマサキ珈琲へ向かった。

昼前、地元民で賑わっていた

同店の最寄り駅はJR和歌山駅の隣にある宮前。無人駅でICカードは使えない。キップで乗り越しなどした場合は列車の車掌が精算してくれる。学校が近いのか学生の姿を多く見かけた。

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駅の出口に面している県道13号を右に進み、400メートルほど歩くと店に到着。
半数以上の客はマイカーを利用しているようで、駐車場は8割方埋まっている。見渡す限り和歌山ナンバーだ。

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ドアを開けると、禁煙席は満員で順番待ち状態だった。一方喫煙席はガラガラ。筆者は非喫煙者だが、1組しか客がいなかった様子を見て「これなら喫煙席も一緒。自分1人だし、多少の煙は我慢できる」と喫煙席を選択した。

すぐに案内されると踏んでいたが、予想に反して10分ほど待った。開店してまだバタバタしているのか、店員も余裕なさそう。
次々と店のドアは開き、ヤンキー風な母子もやってきた。待てないのか用事があるのか不明だが、イライラした表情で店を後にした。名前が呼ばれても不在の客は半分以上。

ガッツリ朝食を食べた後だったのでドリンクだけにしようかとも思ったが、ここまで来た以上はあれを食べようと思い立った――デニッシュパンにソフトクリームが乗っているシロノワールだ。
こちらの店では「ロンドマール」という名前で出しており、パン生地はブリオッシュを用いている。小倉トーストとメロンソーダも併せて注文した。

最初に出てきたのは小倉トースト。バターナイフではなくなぜか長スプーンが付いてきた。

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数分してロンドマールとメロンソーダも出てきた。後者の容器の形状はどこかで見たことがあるような......。

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長スプーンとストローのほか、食べる用の食器はなかった。店員に声をかけようかと思ったが、彼らの様子がいかにも忙しそうだったので、都度拭いて使い回すことにした。

まずは小倉トーストから。うーん、やっぱりスプーンは少々つらかったが、味の方は問題なかった。バターと小倉、それにシロップをかけている。

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次に食したのはシロノ...じゃなかったロンドマール。クリームは早々に溶け出している。ブリオッシュに染み込んだ味は、みずみずしいフルーツの果実を口に含んだような感触だ。純粋なソフトクリームのように冷たさで舌の感覚が狂うことなく、口の中に甘さが広がる。

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19日の和歌山市内の最高気温は34度。履いていたベージュのチノパンにベルトの染料が移ってしまうほどで、昼前にもかかわらず暑さですっかりまいっていた。
グッタリ気味の筆者の喉を潤してくれたのがメロンソーダ。ロンドマールほどクリームは溶けていない。久しぶりに味わう人工的なメロン味だが、思ったほどわざとらしくない。

実力派バリスタが手がけるブレンドコーヒーも

朝の7時から11時まではドリンクの注文でモーニングサービスが受けられる。筆者が来店したときは時間外だった。惜しいことをした。

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こちらの店のコーヒーは実力派バリスタのオリジナルブレンドだそう。ケチらずにコーヒーも味わっておくべきだった。

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店内の混み具合を考慮して、目の前のメニュー以外の撮影は控えた。店内の雰囲気はチラシの写真から掴み取っていただきたい。

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マサキ珈琲店を運営しているのは和歌山市内に本社のあるミノスケという会社で、ゲームショップや飲食店などを展開している。ミュージック事業部は歌手のコブクロが所属している。

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