お茶農家の副業は「うなぎ専門店」、その理由は...
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2014年8月5日放送で、炭火焼きグルメについて紹介していました。
竹炭で香ばしく焼く極上うなぎ
三重県内を流れる、清流宮川。そのすぐ傍らに隠れるように佇む、度会町の「手作り工房うまのり」はうなぎ専門店です。

そのおいしさの秘密は窓からの景色にあるそうで、窓の外は緑あふれる竹藪。
お店の方は「もともと竹藪を手入れするのに切って、それで炭を焼く」とおっしゃっており、使っているのは竹炭。
毎年秋から冬にかけて伐採した竹を、店のすぐ隣に作った窯で自らの手で炭にしています。乾燥しやすい冬の間に、100本以上を炭にするとのこと。
しかしもともとうなぎを焼くために、炭を作り始めたわけではなかったそうです。
完全予約制のうなぎ専門店
お茶の生産が盛んな度会町、このお店も実は本業は16代続くお茶農家で、お茶の栽培には竹炭が欠かせないそうです。
食材を焼くにはあまり適さない竹炭ですが、試しにうなぎを焼いてみたら木炭で焼くより、ずっとおいしかったとのこと。
せっかくならこの味をみんなにも味わってもらおうと、自宅の横に店を構えたそうです。
お茶作りの傍らですので、完全予約制となっています。こだわりのうなぎを一度は味わってみたいですね。(ライター:神谷祐美)