「とちぎ おもてなしメイツ」に会いに行ったら、予想外の言葉が...
「日々成長している自分がいます」Byメイツ
アポなしで押しかけた筆者だが、感激した理由はメイツに会えただけではない。彼女たちの立ち振る舞いが洗練されているのである。
先の記事にも書いたように、高嶺の花的なオーラがにじみ出ている。県外のPR活動は初めてだったというが、そんなふうには見えない。何か秘密があるのだろうか――後日、観光物産協会事務局長の安藤さんに電話取材を申し込んだ。
「それはもう、しっかり教育をしていますから」と彼は胸を張る。
メイツに決まってデビューするまでの間、観光などの専門研修をはじめアナウンス、立ち振る舞いなどに関するレッスンを彼女たちに受けさせていた。その成果が仕草に表れているというわけだ。
また募集要項にあった「パソコン操作に詳しいこと」について質問すると、次のような答えが返ってきた。
「私たちはメイツもスタッフの一員として立派に仕事をしてほしいのです」
そういえば、メイツの2人は目を輝かせながら次のように語っていたのを思い出した。
「先輩たち(先代の観光アシスタント)が残してくれたレジュメはずいぶん役に立っています。毎日が新しい出会いの連続で、社会人として日々成長していることが実感できています」
心残りだったのは、もう一人のメイツ折本菊子さんに会えなかったこと。同じ頃、彼女は東京ビッグサイトの物産展で1人頑張っていた。
8月21日、東武百貨店船橋店で開催される「栃木・福島の物産展」にメイツたちは登場する。9月以降はとちまるショップで毎月PR活動を行う予定。
秋に必ず再訪しようと心に誓った。
