サメの心臓を生のまま酢味噌で食べると、意外にも臭みがなくて美味しいらしい
[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2014年6月20日放送の「宮城×熊本 バンミンShow」のコーナーで、テーマの「〇〇がウマイまち」についてお互いに紹介していました。
蒸しても、揚げても、ふわふわで臭みがなく美味しい
宮城県の最北端、気仙沼市は漁業が盛んな町です。この港では、カツオやメカジキの水揚げが日本一で、同じく日本一の水揚げ高で90%以上の水揚げシェアを測るのがサメです。
市内には、震災から今年4月に復活した、日本で唯一のサメの博物館「気仙沼シャークミュージアム」もあり、気仙沼はまさに『サメの町』です。
そんな気仙沼では、サメは怖いものではなく、美味しい食べ物。高級食材フカヒレの生産量も日本一で、震災以降低迷していたフカヒレの生産量も、今は以前と同じ位に戻ってきました。
市内では、最上級Sランクのフカヒレを贅沢に150グラムも使用した5000円のフカヒレ丼も味わえます。また、地元の人が好んで食べるのが『モウカの星』と呼ばれるモウカザメの心臓。生で酢味噌に付けて食べるのですが、臭みがなくて美味しいのだそうです。
サメの身は、これまで練り物などに使われてきましたが、高タンパク・低カロリーのサメの身をカツにした『サメカツ』など新しい料理も続々増えてきているようで、気仙沼では新鮮なサメが水揚げされるからこそ、美味しくいただけるのだと思いました。(ライター:Jessy)