ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
あの時はごめんなさい

うちの都道府県を代表する「飲み物」を1つ決めよう

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.06.16 20:03
0

地元にいるときはしょっちゅう飲んでいて、日本中の誰もが知っている商品だと思い込んでいたのに、県外に出たら誰も知らなかったことに驚愕――そんな「ご当地ドリンク」をめぐる熱い(?)議論が2ちゃんねるで交わされている。

スレッドのタイトルは「都道府県ごとこれだけは飲んどけって飲み物決めようぜ」。全国のネットユーザーを刺激したテーマだったのか、個性的な飲み物の情報が相次いで寄せられた。長さ約3000キロにおよぶ日本の国土は多様性に満ちているけれども、それを裏付ける投稿内容となっている。

息の長い商品が多い北海道

日本の食糧基地・北海道はさすがにバラエティ豊富だ。

「道民だけどガラナ、リボンシトロン、カツゲン、ヨーグルメット、牛乳、道産ワイン(フランス似の気候のおかげで急成長中)は飲んでってくれ」

明治末期に誕生したサイダー「リボンナポリン」をはじめ、日本陸軍の要請で開発された乳酸菌飲料「カツゲン」、1958年にコーラに対抗する商品として生まれた炭酸飲料「ガラナ」など、超ロングセラーなのが北海道ご当地ドリンクの特徴。"飽きっぽい"と称される道民だが、食に関してはあまり浮気をしないところが興味深い。

カツゲン(Sotaro OMURAさん撮影、Flickrより)
カツゲン
ガラナ(TAKA@P.P.R.Sさん撮影、Flickrより)
ガラナうまい。
「青森も少し居た事あるけど、やっぱシャイニーのアップルジュースかね」
「山形:パインサイダー」
「福島→酪王カフェオレ」

「シャイニーアップルジュース」は日本一のリンゴの消費地・青森らしい飲み物。これに対して山形の「パインサイダー」は、南国のフルーツに憧れる雪国の山形県人が開発したパイナップル味の炭酸飲料だ。複数のメーカーが製造・販売している。1976年に発売され福島県民では知らぬ人がいない「酪王カフェオレ」は、首都圏でも人気が拡大中。東京・秋葉原駅のホームのスタンドでも売られている。

山形共栄社製パインサイダー(Xenosysさん撮影、Wikipedia日本版より)
山形共栄社製パインサイダー(Xenosysさん撮影、Wikipedia日本版より)
酪王カフェオレ(Haruhiko Okumuraさん撮影、Flickrより)
IMG_7323

関東は、栃木の「レモン牛乳」、埼玉の「狭山茶」、千葉の「マックスコーヒー」(2009年から全国で発売)などの情報が寄せられた。

美味しいのに「ゲロ」牛乳って!?

「ゲロ牛乳」――ミルクが体質に合わなくて嘔吐する幼児をイメージしてしまうが、これは岐阜の「下呂牛乳」のこと。飲み物ではないけれども「下呂牛乳ラーメン」は超クリーミーな麺料理だ。

「岐阜→ゲロ牛乳」 (「逆に飲んでみたい」という意見に対し)「逆にって何よ、普通にうまいで。ゲロ牛乳ラーメンもあるで」
下呂牛乳(ブログ「HIGH OUTPUT徒然日記」より)
下呂牛乳(ブログ「HIGH OUTPUT徒然日記」より)

大阪の喫茶店の定番メニュー「ミックスジュース」は複数の投稿があった。関西私鉄の主要駅構内にあるスタンドでも売られているが、近年は関東の駅でも見かけるようになった。

「大阪→ミックスジュース」
「大阪・・・大阪生まれのみっくすじゅーちゅ」
阪神のミックスジュース( TAKA@P.P.R.Sさん撮影、Flickrより)
阪神のミックスジュース。

西に行くほどネーミングの妙が...

中国地方からの投稿は3件。このうち岡山内陸部の「蒜山ジャージー牛乳」と鳥取の「白バラコーヒー」は、2013年7月9日付の記事「【募集中】あなたの地元の「ご当地牛乳」を教えてください!」で読者から投稿(情報提供)いただいた商品だ。

残りの「ぶち」は、コカコーラ社が中国地方限定で出している缶コーヒーで、標準語で「すごく、とても」という広島弁をそのまま商品名に使ったもの。「甘みしっかり、ぶちウマッ!」というキャッチフレーズで販売されている。

一番投稿数の多かった九州・沖縄地方。ご当地ドリンクはもちろんのこと、お茶、ネタ系と種類も豊富。アルコール類を推す意見も目についた。

「福岡県→八女茶」
「福岡 コガコーラ」
「佐賀:嬉野茶 今まで飲んだ日本茶の中で一番おいしかった!」
「長崎→壱岐焼酎」
「熊本 らくのうマザーズのコーヒー牛乳」
「宮崎 日向夏ドリンク」
「宮崎 スコール」
「鹿児島は小鹿だろ」
「沖縄県ではミキとルートビアがインパクトあったよ」
PAGETOP