丸亀製麺の「濃厚豆乳豚キムチ冷かけ」がもはや讃岐うどんの範疇を超えている
2014.06.13 14:32
「カルボナーラうどん」的な食感
食感は――従来のうどんのコンセプトを超越した「カルボナーラうどん」とでもいえばいいだろうか。とはいっても5月20日付の記事「ラーメンに味噌=うまい、カレー=イケる、牛乳=意外とあり...というわけで全部入れちゃったご当地カップ麺「青森味噌カレーミルクラーメン」を試食してみた」ほどクリーミーではなく、スッキリした味わいだ。
キムチ味がいい感じに染み込んだ豚しゃぶ肉。
辛党向けにキムチをかけ放題にすれば――というのは贅沢か。
麺を食べ尽くした後に残ったスープを飲む。当たり前だが最初の時よりも赤い。最初の一口よりも辛さは増しているが、劇的に変化したというほどではない。
ちなみに店の人気メニューである「釜あげうどん」(温)は並盛280円。一方こちらは530円と、味だけではなく値段も攻めている。
もはや「讃岐うどん」じゃないだろ!という気はしないでもないが、うどんの可能性を広げた意欲作であることは間違いない。