埼玉のご当地カップ麺、メーカーを見たら...「スガキヤ」だった!
さいたま市岩槻区のB級グルメ「豆腐ラーメン」は、しょう油味のスープに、豆腐と挽肉のあんかけが麺の上に乗っているフードだ。1970年にまかない食として誕生、埼玉B級ご当地グルメ王決定戦では何度も優勝・準優勝を獲得している。
そのカップ麺「全国麺めぐり さいたま豆腐ラーメン」が、2014年5月12日に沖縄を除く全国のスーパーなどで発売された。価格は税抜227円。
いったいどこが手がけているのだろうと思って製造元に目をやると――寿がきや食品の名前が。「すがきや? まさかあの......」と調べてみたところ、東海地方を中心にラーメンチェーン・スガキヤを展開する「スガキコシステムズ」のグループ会社だった。
カップ麺・袋麺は手広くやっている
スガキヤの実店舗があるのは東海・関西・北陸・長野の2府11県のみ。出店エリアを慎重に選んでいる印象があるのに、関東ののご当地麺料理を手がけているとは――めったに名古屋へ行かない人間にとっては軽い衝撃だ。
麺メニューのラインナップはシンプルなスガキヤだが、寿がきや食品が手がける商品はバラエティ豊富。
豆腐ラーメン以外のカップ麺・袋麺はバラエティ豊富。愛知県岡崎市の人気ご当地キャラ・オカザえもんとコラボした商品「オカザえもんの岡崎八丁味噌台湾ラーメン」(税抜190円)は、岡崎名物の八丁味噌を使用した、ちょっぴり辛めの台湾ラーメン。4月26日に発売したばかりだ。
濃厚な黒しょう油を使った富山市のご当地麺「富山ブラックラーメン」(税抜208円)は2009年に発売。2013年に商品をリニューアルし、スープのコクをアップするとともに、麺をスープと相性の良い太麺に変更した。こちらは袋麺タイプもある。
このほかご当地系カップ麺のラインナップは、「全国麺めぐり奈良天理醤油ラーメン」(税抜227円)、「カップ台湾ラーメン」(税抜190円)、「カップみそ煮込うどん」(税抜170円)などがある。
もちろん、スガキヤのカップ麺も
スガキヤが出店していない地域に住んでいるけど、定番ラーメンの味が恋しい...という人には、「カップSUGAKIYAラーメン」(税別199円)がおすすめ。こちらも袋麺が販売されている。
ちなみに寿がきや食品は日本ではじめてスープを粉末状にすることに成功した会社で、同社が出す即席麺の味はツイッター上でも定評がある。
謎のコラボ!? オカザえもんと寿がきやがコラボした台湾ラーメンを食べてみた - 2014年から本気出す http://t.co/ZTTig7pktq
このカップ麺、かなりお気に入り。程よい辛さでうまい
— ろひの宮@長崎市 (@rohinomiya) 2014, 5月 8
寿がきや。ローカルカップ麺。なかなかの辛ウマ pic.twitter.com/0jponJcG2K
— ちちちょびちゃん (@hirosnow76) 2013, 12月 28
辛いカップ麺の王様は、寿がきやが出す井の庄の辛辛魚ラーメンで揺るがない。めちゃくちゃ辛いのに、ちゃんと美味しい。本店のも食べてみたいなー、来年こそ行きたい
— ナス ツカサ (@jagariqjagarita) 2013, 12月 26
月曜日から会社でカップ麺晩飯で泣きたくなるけど、大好きな「寿がきや」だからおじさん泣かない。
http://t.co/vnC5t9beso
— Hachidai Kurosawa (@krsw_cr) 2013, 3月 18
(関連記事)
スガキヤの「ラーメンフォーク」に戸惑う非東海人