フェスティバルゲート跡地に「パチンコ店」、地元・大阪の反応は
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2014年5月8日放送で「フェスティバルゲート跡地開発」について取り上げていました。
大阪市の土地信託事業で経営破たんした遊園地の「フェスティバルゲート」(大阪市浪速区)の跡地開発で、土地を所有しているパチンコ店大手「マルハン」が計画の見直しを発表しました。
フェスティバルゲートは、1997年に約300億円をかけて開発され、開業時は賑わったものの、ほどなく赤字に転落。2004年に負債額380億円で経営破たんしてしまったのです。
その後、2008年に土地と施設の競争入札を実施し、韓国系企業が落札しましたが、出資者が採算性を不安視したため結局契約には至りませんでした。
そして2009年の再入札で「マルハン」が落札をしたのです。
こうして5年の歳月をかけてやっと落札者が決まりましたが、まだまだフェスティバルゲートの迷走は続きます・・・。
韓流テーマパーク建設の予定が・・・
マルハンは5年以内に新しい施設を建設すると大阪市と取り決め、韓流スターが手がけるファッションブランドなどを集めた韓流テーマパークを建設するとしていました。
ところが、2014年の3月に5年の期限を過ぎましたが、日韓関係の悪化を理由に計画を断念しています。
結局マルハンは契約期限を1年延長した上で、パチンコ店を含む商業施設を大阪市に提案しました。
もともとの契約では、パチンコ店などの風俗営業を禁止していましたが、さら地にしているより開発を進めたほうが良いとして容認する方針だということです。
フェスティバルゲートの跡地は地域活性化につながるものをという目的で競争入札にかけられたのですが、パチンコ店建設で果たして"新しい人の流れ"が生まれるのかが不安なところですね。(ライター:ツカダ)