大阪ソウルフード「551蓬莱」の豚まんが今なら東京で食えるぞ! 編集部も現地に急行した
東京都豊島区にある西武百貨店池袋本店で現在、「人気・話題の味紀行 全国味の逸品会」が開催中だ。全国から行列のできるご当地グルメや、話題の新感覚スイーツなどが集結している。
注目は「551蓬莱」(ごーごーいちほうらい)の豚まん。おいしく食べられる場所が本社工場から150分以内に限られることを理由に、原則として大阪・滋賀・京都・兵庫・和歌山・奈良の2府4県以外では販売していない。ただし、生地を作るためのミキサーを催事場に持ち込めるときは、職人がその場で一つ一つ手包みして製造・販売している。
このチャンスを逃すものか――551蓬莱の豚まんをゲットすべく、Jタウンネット編集部は5月2日金曜、会場へ向かった。
行列の長さはダントツ、最短でも30分待ち!
現地に着いたのは午後1時過ぎ。ゴールデンウィーク中とはいえ平日なので、大混雑というほどではない。
50以上の業者が出店していて、実演販売しているものもあれば焼き菓子、加工品を売っているブースもある。その中で551蓬莱の行列の長さは段違いだった。それでも店員さんいわく「4月24日からここで販売させてもらっていますが、今までで一番列が短い日です」。なんということだ!
列に並んでいたのは約30分ほどだが、途中で一生懸命手包みしている従業員の姿が見えた。
豚まんは4個・6個・10個パックでも販売されているが、焼売(しゅうまい)や餃子(ぎょうざ)の入ったセットもある。前に並んでいる客の様子をうかがった限りでは、Bパックを頼む人が多かった。
物珍しげにブースの中を除いていると、あっという間に順番が回ってくる。どうせなら焼売と餃子も味わってみたいと思い、Bセットを頼んだ。
池袋から会社までは地下鉄で約18分。手提げ袋からはおいしそうな香りがぷんぷんしている。列車は一番後ろの車両の端に座った。空いていたからよかったものの、これが満員だったら――誰も怒りはしないだろうけど。
ワクワクしながら開封
袋から箱を取り出す。上から豚まん・餃子・焼売。重いというほどではないが、それなりの重量感がある。豚まんの箱は一番下だったのだが、ちょっとだけ箱がへたっていた。長時間の持ち運びは要注意かも。
箱の上ふた部分を留めていたセロテープをカッターで切る。いかにも実の詰まった豚まんが6個入っている。
次は焼売。関西では「豚まんより焼売の方が好き」という人が結構いるそうだ。10個入り。
最後は餃子。1箱に15個入っている。逸品会会場には「浜松餃子学会」も店を出していたが、見た感じ551蓬莱の方が売れていた。
Bセットはこれで2120円(いずれも税込)。Aセットとの違いは豚まんの数が4個違うだけだ。またCパックは焼売の種類と数が異なる。
エビ焼売は12個入り・20個入りがそれぞれ販売されている。ただの焼売とエビ焼売の両方を味わってみたいという人は、一緒に注文してもいいだろう。ただし、単身または1人では食べるのが大変だが...。
ほかにも各地のグルメがいっぱい
ちなみにレジの横で湯気を立てていたのは中華ちまき。外見はおにぎりだが、もち米を使用している。具によって3種類あり、「海鮮」「鶏・うずら」「豚肉・くり」がそれぞれ1個380円で販売されている。
551蓬莱以外では、洋風大福を販売している「養老軒」(岐阜県)、新感覚ドーナツの「アンジェリークニューヨーク」(静岡)が人を集めていた。
あっという間に売り切れてしまうようだが、伊勢神宮前のおかげ横丁に店をだす和菓子屋「赤福」は、各日午前11時から数量限定で販売している。
逸品会は5月7日までの開催。西武池袋本店は午後9時まで営業しているが、最終日は午後4時で閉場する。511蓬莱の豚まんが関東で食べられるチャンス。お見逃しなく!
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