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金沢まで開業の北陸新幹線、その先は...小浜・湖西・米原、いい加減決めたら?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.05.02 15:00
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2015年春、北陸新幹線が長野~金沢間で開業する。まだ開業まで1年近くあるにもかかわらず、富山と石川両県は大々的な観光キャンペーンを展開している。新車両のお披露目は大きな話題を呼び、日本中が関心を寄せている。

その先の金沢~敦賀間は工事が進行中で、2025年度の開業予定。しかし、福井県は「3年以上工期は短縮できるはず」と主張しており、国交省が見直しを進めている。

途中駅である福井駅の新幹線ホームになる部分は完成、開通は地元の悲願であることが伝わってくる。

2014-03-22,福井駅
2014-03-22,福井駅

福井「小浜」vs関西「米原」

(1)と(3)はフル規格、つまり新幹線用の線路を新たに敷くが、(2)フル規格とフリーゲージトレイン(軌間可変電車)――在来線の線路を活用し、富山・金沢~京都・大阪間を特急で走らせる2案がある。

●小浜ルート
[長所]大阪~北陸の最短ルートになる。嶺南へのアクセスが改善される
[短所]工事費は9000億円以上で、工期が長くなる。人口140万人の京都市は通らない
●湖西ルート
[長所]フリーゲージトレイン(軌間可変電車)なら建設費が最小限で済む。JR西日本が推している?
[短所]時間短縮にあまりならない。風の影響で運休が多くなる
●米原ルート
[長所]工費が3000億円程度で、名古屋からの客も取り込める
[短所]東海道新幹線が過密ダイヤのままでは乗り入れは難しい。乗り換え時間がかかると新幹線の意味は...?

東京~名古屋~大阪を結ぶリニア新幹線が早期に開通すれば、従来型の新幹線需要は大きく減るので、米原ルートでも東海道新幹線への乗り入れは可能になるだろう。しかし、リニア新幹線の開通はまだまだ先の話だ。

福井県は小浜ルートでの開通を強く求めている。北信越地区5県9市の市議会議長らでつくる北信越市議会議長会の定期総会が2014年4月24日に福井市のホテルで開催されたが、敦賀以西のルートについて小浜ルートで通すことを決議した。

敦賀出身の大和田伸也「米原まで延びてほしい」

一方で関西の自治体や経済界は「米原ルート」を推している。敦賀市出身で俳優の大和田伸也さんも2014年5月1日放送の「秘密のケンミンshow」(日本テレビ系)で次のような発言をした。

「正直言うとね、敦賀から米原まで延びてほしい。そうすると東海道新幹線とつながるんです」

これが一部の福井県民から反感を買った模様だが、上京した元福井県民の本音に近いのかもしれない。

このほか、以下のような意見がツイートされている。同列に扱うのは申し訳ないのだが、一向に意見がまとまらない様子を見ると、なぜか「関西三空港問題」を思い出してしまう。ひょっとしたら敦賀止まりのままということもあり得るのではないか。

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