月額1200円で「旧作見放題」 シネコンの試みは成功するか
「月額1200円で映画見放題」のサービスが来年4月から始まると報じられ、話題となっている。シネコンを運営する「イオンシネマ」が平日限定で実施する。
上映されるのは旧作で、週1回更新する。年額9800円を支払って「シネパス」を買うと、全国のイオンシネマのどこでも観賞できる。
上映予定の旧作として、「フラガール」(2006年)や「英国王のスピーチ」(2010年)のほか、「北北西に進路を取れ」(1959年)といった名画が例にあげられている。
「これはいい案」の声がある一方で...
このニュースには、ツイッター上で歓迎の声があがった。
「これはいい案な気がする」
「最高じゃないですか、これは」
「こういうの広がっていくといいなあ。疲れた平日夜にゆったりいい映画観るのもなかなか乙な気がする」
一方、2ちゃんねるでは、「YouTubeで映画見放題のこんな世の中じゃ...」「ガラガラだったら行きたいが」「huluなら980円で見放題だよ」など、意外なほど否定的な声が多い。
ついでに、従来の映画館に対する注文も相次いだ。
「ねっころがってダラダラ見たいんだよ。座敷作れ」
「ポップコーン食べ放題なら考える」
「新作でも年間パスポート作ってよ」
「旧作のジブリを映画館でみれるなら2000円ちゃんと払うよ」
イオンシネマの劇場が都心にはないため「(仕事の合間の)サボリにつかえない」とガッカリする声も。
厳しい意見も少なくないが、今回のイオンシネマのメインターゲットは「子どもたちやお年寄り」。ネットユーザーとはあまり被らないので、この声だけでサービスの成否を占うことは難しいのかもしれない。