驚きの5時間待ち! それでも美味しかった谷中の「ひみつ堂」
Jタウンネット編集部のIです。編集長から「今年の夏は暑いから、どこかでいいかき氷の写真を撮ってきて」と言われ、先週の日曜日に都内を回ってきました。ネットで調べてみると、かき氷の著書もある女優の蒼井優さんイチオシの店があるということで、台東区谷中に向かいました。
JR日暮里駅から、谷中の階段「ゆうやけだんだん」を降りて左へ。ところが午後1時ころ、お目当ての「ひみつ堂」に着いてみると、女性店員さんから「5時間待ちです」と言われ呆然。整理券をもらって夕方まで時間をつぶすことにしました。
ぶらぶら駅に戻ると、途中に「あづま家」という昔ながらの喫茶店があったので「氷いちご」を注文。現れたのは富士山のような美しいシルエット。トッピングに選んだソフトクリームが大正解でした。お店がガラガラだったのが残念です。
それでも時間はまだまだあるので、JRに乗って埼京線十条駅徒歩3分の「だるまや餅菓子店」へ。天然氷の「特選宇治金時」はボリュームがあり、抹茶シロップとあずきがマッチして男性店員さんが言うとおり「料理のように食べられるかき氷」でした。
午後6時に「ひみつ堂」に戻り、少し並んで店内へ。「大波かき氷」の見かけは「これ、ちゃんと蜜がかかってるの?」というほど淡白ですが、ひと口食べると優しい甘さが絶妙。「こ、これはうまい!」と思わず感嘆が漏れてしまいました。
上は「はちみつレモンミルク味」で、底の方にくちなしの色素で海の色が表現されています。使っている氷は、日光天然氷蔵元・三ツ星氷室の天然氷。店名の「ひみつ」は、実は「氷と蜜」に掛けているのだそうです。
今回の教訓としては、かき氷の有名店めぐりをするなら、土曜日の午前中から始めるのがオススメということ。あとは、かき氷を数時間で3杯食べるとお腹を壊すので、時間を十分に置いた方がいいということです。
今回紹介しただるまや餅菓子店とひみつ堂は、東京・名古屋を中心においしいかき氷を実食&レポートするブログ「トーキョーウジキントキ(夏季限定かき氷専門ブログ since 2003)」でも取り上げられています。