【ご当地】B-1チャンピオン「甲府鳥もつ煮」を自宅でも
B級ご当地グルメの祭典、B-1グランプリ2010年で優勝した甲府名物の鳥もつ煮。
地元の蕎麦屋などで長らく供されてきたというこの料理を、甲府市役所の有志が「甲府とりもつ煮」としてB-1に出品すると、一気に知名度があがり、大変な騒ぎになったのはご存知の通りだ。
自宅で作る「B-1」グルメ

「甲府鳥もつ煮」の公式サイトでは、家庭でもつくれるレシピを載せていて、必ずしも甲府の飲食店で食べなければいけないわけでもなさそうだ。一方、材料の鳥もつやきんかん(生まれる前のたまご)などを入手するのはむずかしい。そこで取り寄せの需要もありそうだが、B-1グランプリ獲得から時間が経ち、ある程度ブームも沈静化したのか、ネットで「鳥もつ煮」を販売する店は限られていた。
香りは焼き鳥、でも味わいは
ようやく注文して届いた肉は、スーパーの精肉パックのようで、ラベルが張ってあり、なかにはさらに密封パックが3つ入っていた。
つくり方は簡単で、手間も少ない。まず肉をザルにあけて軽く水洗う。最初に付属のタレを強火で煮立てから、肉を投入して照り煮状にし、最後は照り焼きに近い状態にする。
しょうゆと砂糖がベースらしいタレの香ばしい匂いが広がり、甘ダレをつけた焼き鳥のようでもある。タレが肉とよくからみ、なじんでいるあたりが、焼鳥とはまた異なる味わいを醸していた。