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関西人の魂の食「551」豚まんを東京で食べる方法

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.02.24 19:16
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大阪のソウルフードと呼ばれる、「551蓬莱」(ごーごーいちほうらい)をご存じだろうか。

ごーごーいちと聞いて「それって、名古屋発祥のカレー『Coco壱番屋(ココイチ)』のことですか?」と勘違いする人も出てきそうだが、551蓬莱は関西人なら知らない人はいない、超人気豚まんの店だ。肉汁あふれる豚肉と甘い玉ねぎ、モチモチの皮が織りなす味は、地元の人に愛されている。

551蓬莱の看板(Norio NAKAYAMAさん撮影)
551

1945年創業の551蓬莱は、大阪ミナミの難波を拠点に大阪・滋賀・京都・兵庫・和歌山・奈良の2府4県に約60店舗を構える。豚まんの販売を開始したのは1946年。デパ地下や駅ナカに出店し、1日平均で14万個も売れているという。「551の豚まんが、あるとき~」というテレビCMも、関西では超メジャーだ。

関東だと豚まんは寒い時期限定のフードという印象が強いが、551蓬莱の影響もあってか、関西ではシーズンに関係なく愛されている。

東海道新幹線新大阪駅にある店はお土産用のチルドも扱っていて、買い物客でいつも賑わっている。アツアツの豚まんを買って新幹線の車内で食べる人もいるが、独特の匂いが周囲に広がることから、その是非がネット上で議論されるほどだ。

ちなみに店の名前の「551」はどこからきているのか。公式サイトによると、当時の本店の電話番号が54-551番だったことから、551をワンポイントマークにして、蓬莱の文字と組み合わせることにした。551には「味もサービスもここがいちばんを目指そう」という意味も込められている。

全国展開を願う551蓬莱ファンも少なくないけれども、関西でしか手に入らないというイメージを大切にしていることと、豚まんをおいしく食べられる場所は本社工場から150分以内であることを理由に、現在の出店エリアが限度だという。

では、関西以外で「551」を食べることは不可能なのだろうか。実は、百貨店などで開催される実演販売に、期間限定だが551蓬莱が出店することがある。

たとえば東京でも、2014年2月26日から3月4日まで、小田急百貨店新宿店で開催される「全国うまいものめぐり」の催物場で実演販売を行うという。こうした実演販売では、生地を作るためのミキサーを会場に運んで催事チームが製造している。3月は広島福屋、四日市近鉄、京阪住道にも臨時出店の予定だ。


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