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これがNINJA! 伊賀のご当地「忍ジャーエール」は味も販路も忍んでない

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.04.17 11:00
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気温が上昇するとギンギンに冷えた飲み物が飲みたくなる。
全国各地で発売されているご当地飲料。種類として多いのは地サイダーや地コーラ、地ラムネだが、生姜(ショウガ)入りのジンジャーエールもある。

そのジンジャーエールをもじったご当地炭酸飲料、「忍ジャーエール」は三重県伊賀市から発売されている。販売元は1889年創業の大田酒蔵

忍ジャーエール(写真はすべて編集部撮影)

忍ジャーエール(写真はすべて編集部撮影)

いかにも親父ギャクなノリの商品名。もちろん「忍者」のもじりだ。同酒蔵は銘酒「半蔵」を手がける蔵元で、日本酒アワードやインターナショナルサケチャンジなど数々の賞を受賞している。

ラベル上部に赤い英文で「HANZO」と書かれているが、これは半蔵の仕込水を使用しているため。

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商品は東京・日本橋にあるアンテナショップ「三重テラス」で買える。忍者の飲み物だからと言って、地元だけでひっそりと忍んで売っているわけではない。伝統工芸品や地域ブランドの食材など、ややハイプライスの商品が多い同ショップだが、忍ジャーエールは350ミリリットル1本で260円。希少性を考慮するなら決して高いとは思わない。

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1920年代の禁酒法時代のアメリカではシャンパン代わりに飲まれていたというジンジャーエール。ソフトドリンクの中では大人向けの飲み物だが、忍ジャーエールも辛口なのに後味がすっきりしている。一般的なジンジャーエールがさらにコクを増した印象。使用している水のせいか深みがある。

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グラスに注いだ忍ジャーエールは透明感のあるキレイな色をしていた。炭酸水の泡でグラスからあふれるようなことはない。

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筆者にとっての忍者像は漫画「忍者ハットリくん」だ。ラベルに描かれた黒と赤の忍者イラストを見るとつい「ニンニン」とつぶやきたくなるのだが、炭酸飲料としての真価は正しく評価されるべきだろう。ネーミングと味の両面でパンチのある、そんなドリンク。

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