イスラム教の「ラマダン」始まる! 日本でも体験できるスポットは?
世界の人口の4分の1を占めるともいわれるムスリム(アラビア語でイスラム教徒の意)。日本には10万から20万人いるといわれており、エジプト出身の大相撲力士・大砂嵐は角界初のムスリムとして知られる。
そんなムスリムにとって大切な宗教行事である「ラマダン(断食月)」をご存知だろうか。ヒジュラ暦(イスラム暦)の9番目の月のことで、約1か月間、日の出から日の入りまでサウム(断食)をする。食事はもちろん、水分摂取、喫煙、性交渉に至るまで、世俗的な欲を捨てなければならない。
2016年は、日本では6月6日から7月5日まで行われる。ムスリムにとってとても重要な行事であるが、日本に住む私たちにとってあまり馴染みがないのは事実だ。そこで、日本ではどのようにラマダンが過ごされているのかを調べてみた。
