大阪を代表する繁華街ミナミは、食い倒れの町にふさわしく、飲食店のド派手な看板をあちこちで見かける。 看板とはちょっと違うが、南海電鉄難波駅の駅ナカ店「南海そば」にも風変わりなオブジェというか物体がある。もっともそれは単体ではなく、ごくありふれた品の集合体だ。常に同じ形をしているわけではなく、客と店員の手によって刻々と姿を変える。大阪人の合理性が生んだ珍オブジェ!? その正体とは――割りばしでできた通称「箸(はし)タワー」(箸入れ)だ。南海そばは新今宮や和歌山市、三国ヶ丘、天王寺の各駅にも店舗があるが、難波駅2・3階にある2店舗でしかタワーは見られない。 今日のお昼ごはんは南海そば3階改札内店☆名物の箸タワーをパチリ♪ http://t.co/iEKOuoEDOQ— 小倉沙耶 (@kokurasaya) 2013, 11月 1 なんばナウ! 久々の南海そばに寄りました。有名な箸タワー久々に見た! 決して旨っ!とはいえないかもしれないけど、懐かしい味は健在!— 浦 雅司【関西看護業務研究会代表】 (@NursemanUrara) 2014, 9月 13 タワーが登場したのはおよそ50年前のこと。 公式サイトによると、1966年に南海そばがオープンした後、忙しく割りばしの補充が追いつかないことがあったため、積み上げて置いたことに由来するという。 通常の約5倍の割りばしが積み上がっており、ピーク時はさぞ大勢の客でごった返すのだろう。うっかり倒してしまわないか、写真だけでもハラハラしてしまう。 おみくじは10日間限定の企画。急げ! 「この伝統はいつまでも大切に受け継いでいきます」と公式サイトで宣言する南海そばだが、2015年1月28日から10日間限定でユニークな企画を始めた。 その企画とは「駅そば店で運だめし!」。箸入れに納まっている割りばしを客が引くと、「大吉」または「吉」の文字が記載してあり、当たった内容に応じてトッピング1品が無料でもらえる。 箸タワーで「大吉」が当たったイメージ(南海エフディサービスのプレスリリースより) 気になるトッピング品だが、大吉が肉、えび天、イカ天で、吉が生玉子、きざみ、あげ、山菜、昆布。