「廃校」の食品工場化が進んでる! 生ハムにシイタケ、とくにアワビ養殖は全国各地で
秋田の国産生ハムメーカー、白神フーズのことがツイッター上でちょっと話題になっていた。記者も一度「白神生ハム」を食べたことがあるのだが、さっぱりした味わいで食べやすい生ハムだったと記憶している。
ただし、今回話題になっていたのは生ハムの味ではなく、製造工場のことだ。白神生ハムが生産されている白神フーズ秋田大舘工場は、かつて小学校だった場所。そう、廃校を活用した工場なのだ。「職員室」「5・6年」といったルームプレートが残ったかつての教室に、熟成のために生ハムが並べられている画はかなりシュールで、これまでにもテレビなどで取り上げられている。
気になるのは、こうした廃校を活用した事例が全国ではどのくらいあるのか。調べてみると、なかなか面白い状況も見えてきた。